帰宅後に覚えた違和感
ブランコに鉄棒、そして滑り台。「ママもやるぞー!」と言って、娘たちの友だちが来るまで、私も娘たちと同じように遊具で遊んでいました。
娘たちが友だちと合流した後、私は少し離れてママ友の話の輪の中へ。しばらく経つと日が落ちてきたので、娘たちに声をかけて帰ることに。ママ友やその子どもたちにもあいさつをし、背を向けて歩いて家まで帰りました。
帰宅後――。
玄関で下の娘の靴を脱がせようとしゃがむと、なんだかおしりに違和感が……。
いやな予感を覚えつつ、鏡におしりを向けて確認してみると――。
「ぎゃー!?」
ズボンのおしり部分が縫い目からびっくりするほど見事に破れているではありませんか!
何度も滑り台を滑っているうちに、破れてしまったのでしょう。ということは破れたまま遊んでいたということです……。
あの場にいたママ友たちが気付いていたのかわかりませんが、派手に破れているので、周囲に気が付いた人はきっといたと思います。私は恥ずかしさでいっぱいになりました。
今後はあまりはしゃぎすぎないように、そして滑り台は滑らないようにしようと肝に銘じました。どうしても娘たちと遊具で一緒に遊びたいときは、着替えを持っていくことにしようと心に決めた出来事でした。
イラスト/きりぷち
著者:うさぎのみみこ
動くの大好きな姉妹を育てる母。現在は専業主婦で幼稚園の役員を頑張っています。