涙を流しながら…
初潮を迎えた際は、生理の知識がまったくなかった状態でした。そのため、突然血が出てきたことに本当にビックリし、「私は病気なんだ。死んでしまうんだ」と思い込んでしまいました。
涙が止まらず、血のついた下着は手洗いし、「何かの間違いであってほしい、明日には治っていてほしい」と願いながら自分の部屋で泣く泣く両親へのお別れの手紙を書いて……。
しかし、次の日にも出血は止まっておらず、絶望の中、私は母に自分の体の状態を報告しました。念のため、体の状態を見てもらったところ……母に「生理が始まったのね」と言われ、そのときに初めて生理のこと、私は生理が始まったことを教えてもらうこととなったのです。何より「私は死なないんだ」と、どこか安心したことをよく覚えています。(みかんの木 さん)
まとめ
小学校での性教育は小学4年生ころからおこなわれるところが多いと聞きますが、小学校で学ぶより早く初潮を迎える場合も。体験談を寄せてくださったみかんの木さんも、きっとそのような状態だったのだと思います。そう思うと、生理のことについてもう少し早く知っていたら、ここまで悲しい思いをせずに済んだかもしれません。自宅での子どもへの性教育、生理についての教育の大切さを、考えさせられる体験談ですね。
イラスト/Ru
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