夫に肛門科での話をしたところ、すぐに義母と手術の相談をしてくれたのですが「どうするのか聞いても、答えが返ってこない」ということで、戻って来てしまいました。さすがに直腸脱のケアを一生続けるのは無理なので、まる子さんは手術をしてほしいと思っていますが、義母は手術をきっかけに認知症になるのが怖いようで、前向きではありません……。
次から次へと要求は続く……
言い方の問題ではないです……。
戻せと言ったり、待てと言ったり……。
※完納=直腸脱を戻すこと
さっき、いらないって言いませんでしたっけ……?
今日は、直腸脱に加えて、いつものハァハァもあるようです。
とりあえず、言われた通りにしたところ、しばらく呼び出しはかからず。
※ヴェポラップ…塗る風邪薬
「無」になれる、貴重なお昼寝時間をゲットしました!
朝、いつものように義母の部屋へ向かうと、また腸が出ているとのこと。食後だと吐いてしまうので、サクっとケアして家事をスタートしますが、すぐに呼び出しが……。この日は肛門科に紹介状をもらいに行く予定だったので、すぐに腸を戻して出発しましたが、結局出発してから10分でまたも腸は出てきてしまいました。
帰宅後は、便秘薬を飲んでいてトイレが近いから、落ち着くまで直腸脱のケアは待ってほしいだの、大量の便を出したから息苦しくてお昼はいらないだの、相変わらず自分の都合を押し付けてくる義母。でも、お昼はいらないと言った15分後には「お昼ください」と平気で言ってきて、私も気が抜けません。
食事のあとは、いつもの「ハァハァが止まらない」状態になったようですが、とりあえず言われたまま準備をすると気が済んだようで、しばらく呼び出しはありませんでした。そして、その間私は珍しくお昼寝! 心から「無」になれるこの時間は、本当に貴重です。もう、ずっと寝ていたい……。
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介護は物理的に忙しいだけではなく、いつ呼ばれるかわからないという緊張状態が続くので、お昼寝でゆっくり「無」の時間を満喫できたようで、よかったです。まる子さんの生活を見ていると、物理的なお世話はもちろんですが、関係者への連絡や病院の予約、送迎……本当にやることがたくさんあって、介護生活の大変さを思い知らされます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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