眠っている息子の見守りを義父に頼んだら…
持参したドーナツ型クッションと掛布団を使って、息子をリビングに寝かせることに。私と義母がお昼ごはんを台所で作っている間、義父に息子を見守るようお願いをしました。お昼ごはんを作り終えてリビングに戻ると、お願いした通り義父は息子を見守ってくれていましたが、なぜか息子は見慣れないクッションに寝ていたのです。よく見るとそれは義父愛用の円座クッション! カバーは食べこぼしのシミだらけで、長い間、洗濯していない様子……。すぐさま義父のクッションを取って持参したクッションに替えます。そして私は義父に「息子専用のクッションを使っていたと思うんですが……」と伝えると「俺のお気に入りを貸してやったんだぞ! その言い方はないだろう!」と怒り出しました。私がその状況に呆然としていると、キッチンの奥から義母がやってきて「こら! 何がお気に入りよ! そんな汚いクッションを枕にするなんて失礼よ! 孫ちゃんが体調を崩したらどうするの!」とガツンと一喝。
義父は義母の怒りの表情に驚いた様子で「そ、そうだな。すまん……」と私に謝罪してくれました。義母にお礼を言うと、「遠慮しなくていいからね。おかしいことはガツンと言ってくれていいから」とやさしく言ってくれました。その後、義母の言う通り義実家に行ったときに、してほしくないことがあればハッキリ伝えるようにしています。
作画/Pappayappa
著者:桂ゆかり
働く乗り物が大好きな4歳の男の子と、ティッシュをひらひらさせて遊ぶのが大好きな2歳の女の子を育てるアラサーママ。夫は夜勤のため、月〜土曜日までワンオペの日々を過ごしている。