初めてナプキンを着けて学校へ
私が初潮を迎えたのは中学1年生のときでした。朝起きると下着に経血が付着しており、生理がきたことを母親に伝えると、母は生理用ナプキンの着け方を教えてくれました。
その日はいつも通りに学校へ行き、授業を受け、放課後は部活に参加。何となく自分のおしりあたりが生臭いように感じましたが、生理痛などはなく、無事に帰宅することができました。
生臭かった原因は?
家に帰ると、母から「大丈夫だった?」と言われ、ナプキンはきちんと替えたのかとの質問が。私はてっきり、ナプキンは朝着ければそのままでいいと思っていたので、「ナプキンを替えるとは?」と聞き返したところ、生理中は下着の中が蒸れやすいため、ナプキンは1日に何度か取り替えて、デリケートゾーンを清潔に保つ必要があると説明されたのです。
まだ生理が始まったばかりだったので、経血量が少なく下着や洋服に漏れることはありませんでしたが、生臭く感じたのはナプキンを替えなかったことが原因だったのかと納得したのでした。
2日目からは、こまめにナプキンを替えるようにしたため、臭いに悩まされることはなくなりました。現在、私は妊娠中ですが、もし女の子だった場合は、ナプキンの着け方だけでなく、こまめに替えることの重要性も教えたいと思います。
著者/ナナナ
イラスト/ののぱ
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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