食欲をお酒で紛らわした結果
痩せたときの体の軽さとおしゃれも楽しめた快感を維持したくて、朝と昼は食べて、夜は食べると太るので食べたい気持ちを紛らわすために、お酒を飲むだけの日々を繰り返すことで何とか体重をキープしていました。
しかし、「食べてないんだから多めに飲んでもいいよね」と、どんどんお酒の量が増えていくことに。朝になってもお酒のにおいが抜けないほどになり、1日中顔の赤みが引かなくなって、とうとうトナカイのように鼻が赤くなって、これは大変だと思い始めました。
お酒からの卒業
40歳になったころから肌質が変わり、ちょっとしたことで肌が荒れるようになっていました。お酒のせいでさらに肌がボロボロで1日中赤い顔では恥ずかしいし、お酒に依存している状態では体も心も不健康だと思い、「とにかくお酒をやめてみよう」と決心したのです。
お酒をやめて半年間は、スーパーでもアルコールが売っているコーナーは「通らない」「見ない」を徹底しました。しかし、代わりに食パンに依存し始め、食欲も増えてすぐに中年太りの体形に戻りました。
お酒をやめて3年がたち…
お酒を経って3年がたった今、顔の赤みは元に戻らず皮膚科で「酒さ(しゅさ:顔に赤みやほてりが生じる病気)」と診断されています。きっかけは、お酒の飲み過ぎだったかもしれませんが、体質的に赤くなりやすいようで。レーザーに通ったり薬を試したりと日々奮闘しています。
体重ももちろん中年太りを継続中です。ただ、お酒は飲みたいと思わなくなりました。飲まないことで夜の家族と過ごす時間を楽しめています。また、現在は依存していたパンも買わないし食べないようにしています。
まとめ
前まで嫌なことがあると、お酒に頼ってストレス発散をしていましたが、今はちゃんと向き合って考えるようになり精神的な成長を感じています。体重も元に戻り、肌も赤いままですが、私の人生の中でお酒をやめたことはとても大きい決断だったと思います。これからも食べ物に依存しないように自分をコントロールしつつ、でも無理もせず、ゆっくり肌質改善でなりたい自分を目指していきます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
文/柏木 陽子
イラスト/おんたま
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