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「実は…出血が止まらないの」不調が続く小5の娘。心配になった母が産婦人科に連れて行った結果

これは私が初潮を迎えたころのエピソードです。私は、小学5年生で初めて生理になりましたが、生理についての知識はすでに学校で学んでいたので、焦らずに対応することができました。そして当然のように、初潮がきたことを母にも報告。その際、母から「おめでとう」と言われ、何事も問題はなかったのですが、翌月に……。

翌月も生理はきたけど…

小学5年生で初潮を迎えた私。翌月も28〜30日周期で生理がきました。私は先月と同じように、トイレに行くたびにナプキンを着け替えて対処。おなかの痛みはあったものの、耐えられないほどではありませんでした。

 

数日ほど経つと徐々におなかの痛みは軽減し、出血のみが続く状態に。生理開始から5日経つころには、「そろそろ今月の生理も終わるかな〜」と思い始めました。ところが……1週間が経っても出血が止まる気配がないのです。

 

不安で不機嫌になる母

私は母に生理が終わらないことを相談しました。すると、母は私以上に不安な表情になり、「もしかしたら悪い病気かも……」と言い出したのです。そのあとも、ことあるごとに「あんたまだ生理終わってないの?」と、母は不機嫌そうな様子で私に聞いてきました。

 

生理は終わる気配がなく、出血も多いままです。昼間でも夜用ナプキンを着けて過ごしていました。その事実を知った母はますます不安になり、「もう! なんで終わらないの!」と困惑するように。私はどうしたらいいかわかりませんでした。

 

産婦人科医の見解は?

結局、私は生理10日目にして産婦人科に行くことに。診察の結果、何の異常も見当たりませんでした。先生いわく「生理が始まったばかりのころは体が不安定なので、そういうこともある」とのこと。

 

翌日の生理11日目には経血量が減り始め、12日目にようやく生理が終わりました。「お母さん、本当に心配したんだからね!」と、私はなぜか母に怒られてしまいました。

 

 

親になった今は、子どもの体調を不安に思う当時の母の気持ちがよくわかります。病院に連れていってくれたこともありがたく感じています。ただ、その不安を子どもにぶつけるのは少し違うのではないか……とも思うのです。

 

私にも4歳の娘がいますが、将来、娘に生理がきたときには正しい生理の知識を伝えるようにして、娘が安心できるようにしっかりとサポートしていきたいです。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者/匿名希望
イラスト/おみき

 

監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

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