アレンジ自在!万能タプナードソース
タプナードは、フランス南部・プロヴァンス地方の伝統的なソースで、黒オリーブとニンニク、アンチョビをみじん切りやペースト状にして仕上げます。
オリーブの濃厚なコクを楽しめるので調味料やソースとして色々なお料理に使えるのに、作り方は切って混ぜるだけと、とっても簡単!
パスタなどのイタリア料理とも相性が良いので、普段のメニューにも取り入れやすいソースです。
基本の材料にケイパーや松の実、バジルやドライトマトを入れたり、グリーンオリーブで作ったりと、材料をアレンジできるのもタプナードの特徴なので、是非色々試して自分だけのオリジナルを作ってみてください。
今回は、基本の材料で作るタプナードソースに、夏野菜のズッキーニを合わせます。
クセがないので子どもでも食べやすく、一緒に楽しめる嬉しいひと皿ですよ。
タサン志麻さん「ズッキーニのタプナードソース」の作り方
材料(2人分)
・ズッキーニ…1本
【タプナードソース】(作りやすい分量)
・黒オリーブ(種無し)…20〜25個(ここではカット済み黒オリーブ80gを使用しています)
・アンチョビ(フィレ)…2枚
・ニンニク…1〜2かけ
・オリーブオイル…大さじ4
作り方①ズッキーニを切って電子レンジで加熱する
ズッキーニは、1.5cmの厚さの輪切りにします。
耐熱皿に重ならないように並べたら、ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで3分間加熱しましょう。
作り方②タプナードソースを作る
黒オリーブとアンチョビ、ニンニクをそれぞれ細かく刻んでボウルに入れます。
材料同士や合わせる食材と馴染みやすくするために、できるだけ細かくするのをお勧めします。
オリーブオイルを加えて、全体をよく混ぜましょう。
より滑らかなペースト状に仕上げる場合は、ブレンダーを使うのも良いですね。
ズッキーニをお皿に盛り付け、タプナードソースを好きなだけかけたら完成です。
ワインとベストマッチすぎる
ズッキーニにタプナードソースを良く絡めて食べましょう。
ふわーっと鼻から抜けるほどオリーブの風味が豊かで、アンチョビとニンニクの香りが続いてきます。
特に味付けはしていませんが、アンチョビの塩気がしっかりと効いていて、ズッキーニがグッと甘く感じるほど。
電子レンジだけでやわらかくなったズッキーニは、サクッとした食感を楽しめます。
ひと口食べると、すぐにワインを口に含みたくなるほど、相性がバッチリ。
この組み合わせで食べたら、ワインもズッキーニもいくらあっても足りなくなります!
火を使わない電子レンジ調理は、夏の暑い日の私たちの救世主。
バゲットや食パンにのせてカナッペにすれば、ボリュームもアップして食べ盛りの子どもでも大満足です。
タプナードソースをアレンジ
細かくみじん切りにするだけのタプナードソースですが、ブレンダーでペーストにするのもオススメです。
ペーストにすることでニンニクの辛味が気にならなくなります。
お好みやその日の材料の状態で、みじん切りとブレンダーを使い分けてみるのもいいですね。
作ったタプナードは冷蔵庫で2週間保存ができるので、用意しておくとサッと簡単におつまみへのアレンジができて重宝します。
フライパンで焼いただけの野菜に合わせれば、まるでレストランで出てくるようなおつまみが完成。卵やツナと合わせてサンドイッチの具にしたりスパゲティやショートパスタと合わせてもいいですね!
冷蔵庫に常備決定!
今回は、タサン志麻さんの「ズッキーニのタプナードソース」を作りました。
タプナードソースは、具材を切って合わせただけなのに、万能に使いまわせるのは嬉しいですね。
筆者は、冷蔵庫に作りおきすることに決めました。
皆さんも是非作ってみてください。