みかんの汁だらけの息子の手と口を拭いていたものは…
息子が2才だったころの話です。うちの義母は、着なくなった服などを雑巾にします。ものを大事にするのはいいことだし、見習いたいと思うのですが、ちょっと衛生的にどうなのということがあるのです。
ある日、私が買い出しにいくときに、義母に息子を預けていくことに。買い物を終えて帰宅すると、義母は息子にみかんを食べさせていました。うれしそうにみかんを食べている息子の手や口は、みかんの汁まみれ。そして、そのみかんの汁を義母が拭いてくれていたのですが…。
よく見ると、息子の手や口を吹いているのは、朝まで雑巾として床を拭いていた義母のランニング! 私は思わず「ちょっと!それ、雑巾!」と言って、義母の手を止めてしまいました。いくらなんでも、義母の着古したランニングを雑巾にしたものは、手や口を拭くためのふきんではないですから! 本当に勘弁してほしいです。
「もったいない」が口ぐせの義母は、いろいろなものを再利用しているのですが、衛生的な再利用をしてほしいものです。家族、特に子どもが使うものは、衛生管理をちゃんとしてほしいと、心底思います。
作画/加藤みちか
著者:加藤沙友理
中学生の長男・小学生5年の長女・小学生2年の次男がいるママです。
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