定期預金をしているご家庭も多いと思います。超低金利時代ですが、少しでもお金を増やせるといいですよね。そこでみなさんは定期預金の満期時に継続する場合、元利継続と元本継続、どちらにしていますか? 今回は、子育て中の筆者が実際におこなっていることをお伝えします。
定期預金の自動継続
定期預金が満期になったとき、必要であれば解約をしますが、そうでない限りは自動継続をするケースがほとんどだと思います。そこで注目したいのが、定期預金を契約する際に選択する「元利継続」と「元本継続」です。みなさんはどちらにしていますか?
ご存じかもしれませんが、元利継続は利息分も含めた金額で預け入れること、元本継続は最初に預けた元金のみを継続することです。
元利継続で効率よく利息を増やす
利息をしっかり増やしたい場合は断然、元利継続がおすすめです。利息が利息を生みますので、当然のこと元本継続より利息が増えることになります。銀行でお話を聞いたことがありますが、運用期間が長くなるほど効果は上昇するそうです。
ただ、現代はゼロ金利。景気のよかった時代に比べると、あまり期待はできません。しかし、少しでも効率よく利息を増やしたいなら、元利継続を選択しておくといいかもしれませんね。
一部は元本継続にして利息を外食費に
私が実際におこなっていることですが、一部の定期預金だけ元本継続にしています。期間は1年間に設定し、利息をおこづかいとして使っているのです。もちろん低金利でたいした金額にはなりませんが、小さなボーナス気分を味わえます。毎年12月に満期がくるのですが、さっそく家族で忘年会をしてきましたよ。利息が外食費の足しになるので助かっています。こうした楽しみ方もアリかなと個人的には思っています。
また、定期預金だけでなく投資信託なども同様のことがいえます。運用の見直しが大切だと感じます。今回は元利継続のメリットと私が実践していることをご紹介しましたが、預金の考え方は人それぞれです。あくまでご参考までにしてくださいね。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。