B太郎の身勝手な言動にモヤモヤしながらも、A美さんは自分の体を守るために産院へ相談することにします。
話を聞いた先生は…
※女性の不妊手術(避妊手術)は、手術によって卵管を糸で結んで塞ぐ、あるいは切断するもの。
ゴムの装着拒否は性的DVになると説明されたA美さん。
先生によると、A美さんのようにDVを受けていると気づかないケースは多いようです。
避妊は女性の権利であり、B太郎にも性的DVについて知ってもらう必要があると話す先生。A美さんはつわりがつらかったため、2人目は考えていないことも伝えました。
すると先生は、経口避妊薬を毎日飲むよりも子宮内に避妊具を挿入するか、不妊手術をしたほうが良いとすすめてくれたのでした。
B太郎の言動が性的DVだと知って、驚くA美さん。
DVと聞くと殴る蹴るなどの暴力を想像してしまいがちですが、ゴムの装着を拒否するのもDVに該当するんですね。B太郎と話し合って避妊できたら一番良いのですが、B太郎は自分の快楽を優先してばかり……。
A美さんが自分の体を守るために、少しでも最善の策をとれることを願いたいと思います。
紙屋束実さんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
もし子どもを授かったら金銭的負担はお互い生じるけど、妊娠中の不調や制限、仕事も調整しなければならないし、何より産後は時間と体力を全て子どもに費やす。
夫が協力的であってもどうしても母乳での授乳は母親にしかできないし。
それにゴム以外の避妊具は全て女性の心身に負担を強いるものばかり。
ピルは副作用の問題だけでなく、そこそこ高い薬代を継続して払い続けなければならない。リングは身体に異物を入れる行為。
相手を思いやれない人間相手にそこまで自分を犠牲にしたくない。
どうしてもと言うなら夫が手術すれば良い。