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「知らないおじちゃんが…」実家で長男が奇妙な発言⇒それを聞いた父が語った、衝撃の新事実とは!?

お正月に私の実家に帰省中、突然次男が発熱! さらにその夜、長男がとても奇妙な夢を見たのです。この夢をきっかけに初めて知ることになった、実家の習わしにまつわる不思議な体験を紹介します。

前兆もなく発熱した次男

正月休みに、家族で私の実家に帰省したときのことです。1歳を過ぎたばかりの次男が、元旦に前触れもなく発熱! 最初は寒さのせいで風邪をひいたかな?と思って様子を見ていましたが、咳や嘔吐、下痢の症状はなく、いつもより機嫌が悪いという具合。


念のため次男の発熱が悪化したときには、早めに帰ることにしようと夫と話し、その日は様子を見て過ごしました。

 

夢を見た長男が奇妙な発言

翌朝、5歳の長男が目が覚めるなり「夢を見た」と言い出しました。「おじちゃんがね、お水がほしいって言ってたよ」と言うのです。「おじちゃんって、会ったことある人?」と聞くと、知らない人だと答えます。

 

「のどがかわいてるからお水がほしいんだって。〇〇くんにおねがいしたけど、お水こないから、ボクにおねがいって」。

 

〇〇くんというのは、次男の名前です。5歳の長男が話す内容が要領を得ないのは、夢だから当然といえば当然ではあるのですが、その夢を聞いた父は、ハッとした顔をすると「ちょっと、ななし様のところに行ってくる」と朝食も食べずに出かけていきました。

 

 

父が語った初耳の事実!

しばらくして帰ってきた父は、「ななし様に水のお供えを忘れていたから、改めてお神酒とお水をお供えして謝ってきた」と言いました。私は初めて聞く神様の名前に困惑。

 

詳しく聞くと、昔々、行き倒れてしまった身元不明の男性を無縁仏として祀った碑が、実家が管理している山の中にあると言うのです。代々家長の手によって、正月にしめ縄を張り替え、水と餅をお供えする習わしがあるそうで、初耳の内容に私はびっくりしました。

 

そして不思議なことに、その日のお昼前には次男の機嫌が良くなり、熱もすっかり平熱に戻ったのでした。

 

イラスト/キヨ


著者:秋本かなこ

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