朝目覚めると、体のこわばりが…
目覚め良し、気分も良し!と起き上がった瞬間に感じる、体のこわばり。それは、アラフィフの年代になったと同時に感じ始めた体の変化の1つでした。
寝過ぎたときの体の痛みではなく、筋肉痛とも違うこわばりは、動き出せるけれど不快なもの。体がギスギスすると思いながらも動いていると解消されるので、気にはなるけれど、どうにもならないことくらいに捉えて日々を過ごしていました。
友人が勧めたのは母がしていた体操だった!
ちょうどそのころ、学校を卒業してから25年というタイミングで、学生時代の友人たちと会う機会がありました。久しぶりに会う友人たちとは、懐かしい話や近況報告など話は尽きません。そして、その後は若いころには出ることのなかった、体の不調の話。
そこで私が朝、体がこわばることを話すと、友人はあるものを勧めてきました。
「良い体操があるよ、ゴキブリ体操! 起き抜けにあお向けで手足を上げて、1分くらいブラブラするだけ」
それは、私が10代のころに母がよく朝ベッドの上でおこなっていて、体勢やネーミングから、冷ややかに横目で見ていたものでした……。
昔も今も続くものは、それ相応の意味がある
私「何やってるの?」
母「ゴキブリ体操! これやると、良いんだよ」
こんな会話をしながら、何が良いんだかと冷ややかに眺めていたゴキブリ体操。でも、良いと聞いたからには試してみるべきと、翌朝おこなってみることにしました。
言われた通りに、そしてかつての母のように、手足を上げて、ブラブラブラ~。すると、こわばりは手足ブラブラでほぐれるのか、起き出すのに気にならないほどに軽減するではないですか。この瞬間は、お母さん、鼻で笑ってごめんなさいと心から思いました。
誰かが「良い」というには、それなりの理由がある、そして、昔から「良い」といわれるものにも、それ相応の理由があると、納得した瞬間でした。
まとめ
起き抜けの約1分で体がほぐれた「ゴキブリ体操」は、アラフィフ女子の私にはぴったりな体操で、体のこわばりの軽減を実感できました。ネーミングや体勢から若いころは冷ややかに見ていたものでしたが、おこなっている人たちと同じ年ごろに自分がなってみて初めて、その良さに気付きました。
今回の経験を通して、この年になったからこそ見つけられる「良いこと」がまだまだあるのではないかと思いました。子育てもひと段落したことですし、そういった「良いこと」探しを1つの楽しみにしてもいいのかな、と思っています。
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著者:おび
高校生と中学生の母、3歩あるけばイヤなことを忘れるアラフィフです。近ごろハマっているのは、近隣の観光地やお気に入りのカフェまでランニングで行くことです!