帰るしかない…と思っていたとき
子どものテンションは低いまま。せっかく遠くまで来たけれど帰ったほうがいいかな……と途方に暮れていたところ、近くにいたママが話しかけてくれました。「痛かったね。この絆創膏(ばんそうこう)をはると、すぐに治っちゃうよ!どれにする?」と子どもにいろんな柄の絆創膏を見せて選ばせてくれたのです。
プリンセスの絆創膏を見た子どもの目はキラキラに。おかげで子どもの機嫌も治り、楽しく遊ぶことができました。
さすが先輩ママ!と感激。子どもの気持ちを切り替える話し方など、とても勉強になりました。そして先輩ママを見習い、絆創膏を持ち歩くように。いつか使う機会が来たときに、助けてあげられたらいいなと思います。
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先輩ママの行動を参考に、絆創膏を持ち歩くようになったというのも素敵です。いいと思ったことは真似をして、幸せを連鎖させていきたいですね。
イラスト/あやこさん
著者:花森優香
5歳と7歳のきょうだいを育てる母。海外ドラマが好き。