ビイミさんが在宅勤務の日、ビイミさんの息子・ビイタくんは幼稚園から一緒のエイタくんの家で遊んでいました。ある在宅勤務の日、ビイミさんの仕事が忙しくお迎えに行くことができず、エイジくんのママ・エイコさんに「1人で帰らせてください」と連絡をしてすぐにビイタくんが帰宅します。
すると「エイジのママが車で送ってくれた!」とお土産のミカンを手にして言うのです。「気持ちはありがたいけど、何かあったら…」と考えモヤモヤするビイミさん。そして、「迎えに行けなかった私も悪いか。逆に気を使わせちゃったかな?」と思うのでした。
エイジくんのママ・エイコさんの場合
※エイジくんは軽度の発達障害があり情緒学級に在籍しています。
エイジくんとビイタくんが仲良くなったきっかけを思い出すエイジくんのママ・エイコさん。
ある日、軽度の発達障害があり情緒学級に在籍する息子のエイジくんのお迎えのため、小学校へきていたエイコさん。そこへ、放課後の校庭でサッカーをしていたビイタくんが現れます。幼稚園から一緒で知ってはいたけれど、遊んだことはありませんでした。するとエイジくんが唐突に「今度うちで遊ぼうよ」と話しかけます。驚くエイコさんをよそに帰宅後も「遊びたい!」「うちで一緒に遊ぶ♪」とキラキラとした表情で訴えるエイジくん。幼稚園から一緒だったので連絡先を知っていたビイタくんのママ・ビイミさんに連絡をして遊ぶことに。
後日、ビイタくんが遊びにくるとやんちゃな印象が一変。しっかりと挨拶をし、ママへの連絡もするしっかり者のビイタくんに驚くエイコさん。そして、エイジくんに優しく接する姿を見て嬉しさのあまり心が温かくなるのでした。そして、ビイタくんは「また遊びに来てもいい?」と聞き、楽しい1日が終わるのでした。
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お友達と仲良く遊ぶ姿を見て感動するエイコさん。これまでお友達と遊ぶ機会が少なかったということもあり、楽しそうに遊ぶ姿を見ることができると成長を感じ、嬉しくなりますよね。親はタイプが違うから大丈夫かな?と思うこともありますが、親の心配をよそに、すぐに仲良くなれる子どもたちの柔軟さは素晴らしいですよね。エイジくんとビイタくんがこのまま良い関係を築いていけるといいですね。