きゅうりは丸ごと冷凍保存をおすすめしません!
きゅうりのように水分の多い野菜は、基本的に冷凍には向いておらず、「冷凍するとまずくなる」といろんなところで言われます。
その理由は「食感の変化が大きい」せいです。
きゅうりは1本まるごとそのまま冷凍すると、食感がブヨブヨになってしまうんです。
ポリポリとした食感が魅力的なきゅうりがブヨブヨになってしまうのなら、確かにそれはおいしくないですよね。
本やウェブサイトなどで1本丸ごと冷凍する方法が推奨されている場合もありますが、どうしても食感の損失が大きく、半解凍の冷たい状態で食べないといけないなど、制約があるのであまりおすすめできません。
ただし!冷凍方法を工夫すれば、きゅうりの食感の変化を最小限に抑えることができるんです。
きゅうりブヨブヨを最小限に!おすすめの冷凍保存法
きゅうりがブヨブヨになる理由は、冷凍するまでに時間がかかることで氷の結晶が大きくなり、細胞壁が壊れて食感が悪くなるためです。
これから紹介する手順を踏めば、ポリポリとした食感が残り、まずい冷凍きゅうりになるのを避けることができます。
手順①板ずりをする
手順②薄く輪切りにする
手順③塩もみする
手順④水気をしっかりとる
手順⑤保存袋に入れて冷凍庫へ
冷凍きゅうりを食べるときは、そのままではなく調理して使いましょう。個人的に、ポテトサラダに入れるのがおすすめです。
生の状態と比べると若干食感は変わりますが、ポリポリとした食感は残りますし、おいしく食べることができます。
この方法で冷凍保存したきゅうりは約1ヶ月間保存できます。
きゅうりの冷凍保存方法まとめ
今回はきゅうりの冷凍保存方法を紹介しました。
ぜひ今回紹介した方法を使って、これからが旬のきゅうりをたくさん食べていただけると嬉しいです。
......と言っても、この方法は手間がかかるので、毎回毎回やる方は少ないと思います。
たくさんきゅうりを頂いた時や、スーパーで大容量のきゅうりが安く売っているけど「こんなにたくさんは使いきれないな」といった時に、思い出して冷凍していただけると嬉しいです。
せっかく大量に手に入れたきゅうりを捨ててしまっては意味がないと思いますので、保存方法の選択肢として知っておいて損はないと思います。
野菜の冷凍方法を知っておくことで、野菜を捨てる機会が減ったり料理の時短ができたりと便利なので、この機会にいろんな野菜の冷凍を調べて試していただけると嬉しいです。