きゅうりを使ったシンプルな一品を作ってみよう
NHK『きょうの料理』で、料理研究家・大庭英子さんが紹介した「きゅうりのごま油あえ」を作ってみました。
料理家歴約45年の大ベテランが考案した、シンプルかつやみつきになる味わいは必見です。
夏の食卓にぴったりのアレンジレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
大庭英子さん「きゅうりのごま油あえ」の作り方
材料(2人分)
・きゅうり…2本
・ごま油…小さじ1
・一味とうがらし…少々
・白ごま…少々
・塩…小さじ2/3
・しょうゆ…少々
辛いものが苦手な方や子どもと一緒に食べる場合には、一味とうがらしの量を調整するか取り分けてから加えてくださいね。
作り方①きゅうりを塩もみする
せん切りにしたきゅうりをボウルに入れ、塩をふってまぶし、約10分間おきましょう。
しんなりしてきたら水で軽く洗い、ざるに上げて水けを絞ります。
調味料と和えたときに味がぼやけないように、余計な水分をしっかりと除いておきましょう。
作り方②きゅうりと調味料を和える
水気を絞ったきゅうりをボウルに入れ、ごま油を全体に絡めます。
しょうゆ、一味とうがらし、白ごまを入れて、よく和えたら完成です。
【実食】夏野菜がやみつきおかずに!
お皿に盛り付けて、さっそく食べてみましょう。
塩もみしたので、味が全然ぼやけていません。余計な水分が抜けて、味がしっかり馴染んでいます。
口に運ぶときに、ごま油の香りがふわり!
「ごま油×きゅうり」の黄金コンビが織りなす、味のハーモニーをしばらく満喫します(ポリポリ、ポリポリ……)。
ごま油の香ばしい風味が、きゅうりのみずみずしい旨みをしっかり引き出してくれるんです。
また、ピリッと辛い一味唐辛子がこのレシピのポイントで、ホカホカご飯のお供にもお酒のお供にもぴったり。
ほどよい塩気が食欲をそそり、お箸がどんどん進みますよ。
メインがこってりしたおかずのときにも、ちょうど良い箸休めになりそう……と言いたいところなのですが、実際のところお箸が全然休まりません。
「箸休めなのに、メインそっちのけになってしまう」。これはまさかの大誤算です。
せっかくシンプルな一品なのですが、私なりにアレンジを加えてみました。
その名も「ポリポリきゅうりと黒ごまの簡単和え蕎麦」!
茗荷の香りと黒ごまの濃厚なコクがプラスされた、さっぱりと食べられる一品です。
きゅうりのポリポリとした食感が全体のアクセントになり、単独で食べるときとは違った美味しさに出合えます。
作り方はとっても簡単。
大庭英子さんのレシピで作った「きゅうりのごま油あえ」と刻んだ茗荷、黒ごま、ミニトマト、茹でた蕎麦を和えて、めんつゆで味付けするだけで完成です。
「きゅうりのごま油あえ」があれば、めんつゆのみで味が決まるので失敗することもありませんよ。
乾麺の蕎麦を使う場合、茹で上がった後にしっかり冷水で洗い、ぬめりを落として冷やしておくのが美味しく仕上げるためのポイントです。
そうめんの具材にしても合いますし、キンキンに冷やしたビールのお供にしても美味しそう!
もう1品欲しい時におすすめ!
今回ご紹介した、大庭英子さん考案の「きゅうりのごま油あえ」は、あっという間に作れるので、忙しいときにもぴったりのスピードレシピです。
シンプルゆえにアレンジもしやすいので、作り置きしておくと重宝しますよ。
夏のおつまみにもおすすめなので、ぜひ作ってみてくださいね。