家でも美味しいお寿司が作れる!
今回作ったのは、NHK『あさイチ』で料理家・栗原はるみさんが紹介していた「照り焼きチキンのにぎりずし」です。
魚介類の代わりに鶏もも肉を使うことで、老若男女が楽しめるレシピになっています。
美味しくて手軽な家庭料理を教えてくれる栗原はるみさんのレシピ。
職人料理のイメージがある「にぎりずし」が、どんな簡単料理になっているのかも気になるところです。
栗原はるみさん「照り焼きチキンのにぎりずし」の作り方
材料(10~12個分)
・鶏もも肉…300g(1枚)
・塩…適量
・ご飯(温かいもの)…330g(1合分)
【A】
・酢…カップ1/4
・砂糖…大さじ1
・塩…小さじ1/2
【B】
・しょうゆ…カップ1/4
・みりん…カップ1/4
・砂糖…大さじ2
・おろしわさび…適量
・焼きのり(1cm幅の帯状)…適量(10~12枚)
ほとんどの材料が、一般家庭に常備されているものばかりです。
仮になかったとしても、スーパーなどで簡単に手に入りますね。
作り方①すし飯を作る
温かい状態のご飯を使って、すし飯を作ります。
あらかじめ混ぜ合わせておいた【A】を、ご飯に加えて切るように混ぜ合わせたら、ぬれた布巾をかぶせて冷まします。
ラップで包んで1口大に握りましょう。
40gずつ握ってみたところ、ちょうど10個分出来上がりました。
作り方➁鶏もも肉を焼く
常温に戻した鶏肉の両面に塩を振り、鶏肉の皮目を下にして、油をひいていないフライパンにのせましょう。
▲この後、アルミホイルが直接火に当たらないよう、アルミホイルを少しカットしました。
鶏肉にアルミホイルをかぶせて、フライパンより一回り小さくて底が平らな鍋をのせます。
鶏肉をフライパンに押し付けることが目的のため、重量のあるお皿などで代用してもOK。
重しは高温にならないので、丁度よい大きさの鍋がない場合は、キッチン周りで代用品を探してみてください。
※アルミホイルが直接火に当たると燃える危険性があります。火に当たらないようにアルミホイルの大きさを調整してください。
ときどき鍋を押し付けながら、弱火で片面5~6分間ずつ焼きつけます。
両面を焼いたら鍋を外し、余分な脂を拭き取ったあとで、皮目を下にして1分間焼きます。
その後は火を消して、フライパンに蓋をして余熱で火を通しましょう。
余熱を使うことで、お肉がやわらかく仕上がりますよ。
作り方③甘辛ダレを作る
小鍋に【B】を入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして4~5分煮詰めます。
とろみがついたら火を止めて、粗熱を取りましょう。
作り方④すし飯にわさびと肉を載せる
握ったすし飯にわさびを塗って、10~12枚にそぎ切りにした鶏肉を載せます。
スプーンで甘辛ダレをかけて、焼きのりで巻いたら完成です!
すし飯と鶏もも肉ってこんなに合うの!?
実際に作ってみると想像以上のボリュームに驚き、急遽友人を招いてのお寿司パーティーを開催しました!
早速頬張ってみると、鶏肉からは肉汁が染み出て、意外なことにすし飯との相性も抜群。
正直「鶏肉のお寿司って……」と若干疑っていたのですが、あまりの完成度の高さに、これって幼少期から慣れ親しんできた味だよね?と錯覚したほどです。
見た目はシンプルですが、甘辛タレの旨みも相まって各食材の味が引き立ち、お酢とのバランスが絶妙です。
さらに、わさびと焼きのりのアクセントで、お寿司感が強調されているのもGOODでした。
わさびが苦手な方は山椒をかけてみるのもオススメですよ。
普通のお寿司には戻れないかも……と勝手な危機感を抱くレシピを教えてくれた栗原はるみさんには頭が上がりません!
あまりにも美味しかったのか、筆者がお酒を楽しんでいる間に、友人が10個中7個も平らげてしまったほどの逸品でした。
1回作ればリピートは確定!
工程が多いように感じるかもしれませんが、実際に作ってみると非常にシンプルな料理です。肉の種類やタレの味付けなど、一度作ればアレンジ方法は無限大です。
ご自宅でのおもてなし料理やお弁当などに、ぜひ作ってみてくださいね!