「資金不足はお父さんが貯金をしていなかったせい、病院や役所を駆けずり回って手続きしているのは全部私!」そう訴えても、「そんなの知るか!」と暴言を繰り返すお父さんに、「だったらもうこっちだって関係ねぇよ! 二度と電話してくんな!」とブチ切れてしまったエェコさん。その後、震えながらベッドにつっぷしてしまったのです。
「おじいちゃんと喧嘩?」
「おじいちゃんと喧嘩したの? 大丈夫?」。私の大声が聞こえたのか、隣室から心配した様子の娘が駆け寄ってくれました。「悪いのはママなんだよ」と答えた私は、自己嫌悪でいっぱいに。今までの苦労をすべて張本人である父に否定されたようで、病気の影響だとわかっていたのに、ひどい言葉で言い返してしまったのです。
しかし、「私は親不孝者だ……」と落ち込む私に寄り添ってくれたのは、まだ小さいわが子でした。難しいことはわからないだろうに「ママは悪くない」と断言してくれた娘に、私はたしかに救われたのです。
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どんな状況でも、無償で自分を信じてくれる絶対的な存在。それが娘さんだったというエェコさん。精神的にいっぱいいっぱいの中、悪くないよと言ってもらえたことは、本当に救いだったと思います。小さいながら、ママの味方でいてくれるやさしい娘さんですね。
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