今までの苦労を張本人であるお父さんにすべて否定されたようで、病気の影響だとわかっていても、ひどい言葉で言い返してしまったエェコさん。自己嫌悪でいっぱいになったと言います。しかしこのとき、「私は親不孝者……」と落ち込むエェコさんを支えてくれたのは、まだ小さな娘さん。「ママは悪くない」と断言してくれたのです。
父の容態が…
ブチ切れ事件から数週間が経過。父とはあれ以来やりとりをしていません。看護師さん経由で話を聞くと、薬のおかげで激怒することはなくなったものの、固形食を受け付けず、とろみを付けた半流動食を何とか食べさせているのだとか。
このままでは胃ろう(腹部にカテーテルを通して胃に直接栄養を送る措置)……? と危惧する私に、過去のワンシーンがよみがえってきました。それは、父方の祖母の最期の様子。父は、延命のため胃ろうをされた自分の母を見て、「自分は自然に死なせてくれ」と言っていたのです。あれは数年前のこと。今、父について措置の判断を聞かれるのは私です。さあ、どうすればいいのでしょう……!
--------------
かつてお父さんが、胃へのカテーテル措置はしないでほしいと言っていたことを思い出すエェコさん。その判断を医師から迫られたら、決められるのはエェコさんのみです。できる限りの延命治療はしたい一方、本人が望まない苦しい措置をさせるのも心苦しいもの。まさに正解のない問いですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!