無駄に広い一軒家に大はしゃぎ!
実家は田舎町にある一軒家。今住んでいるマンションと比べると広々としています。
帰省後、息子は家中を遊びまわったり、父の畑仕事を眺めたりと田舎ライフを満喫。ハイハイで動きまわっていた娘も、実家でのびのび過ごすうちに立って歩くようになりました。
私ひとりで家全体をカバーできない…
子どもたちは2人とも活発な性格で、実家でもやりたい放題でした。私がちょっと家事をしている隙に息子はひとりで外へ出て行ったり、娘も階段をのぼって2階に行ってしまったり……。
平日の日中は、母は仕事で不在、父は気ままに過ごしているので、実質私のワンオペ状態。マンションよりも広い敷地のなか、子どもたちを見守るのは大変でした。
火鉢に、鯉のエサに、塩素系漂白剤も!?
ある日、顔も体も灰だらけになった娘がリビングに入ってきて、私はビックリ仰天。娘が歩いた道をたどると、寝室の奥にある火鉢を荒らした形跡が! 私は急いで娘にシャワーを浴びさせたあと、父を探して事情を話しました。
5人目の孫にして初めて火鉢を荒らされた父は、口を開けてきょとんとした表情。現場を見てさらに驚いたあと、寝室の掃除を手伝ってくれました。それからも娘は、鯉のエサや植木鉢の土などを口に入れようとして、私は一日中ヒヤヒヤ。
台所の床に置かれた塩素系漂白剤に、娘の手が伸びたときには「こんなに危険な物がどうして床にあるの? もうマンションに帰りたい……」と泣きたくなったと同時に、実家に到着した時点で、家中を点検して安全確認すべきだったと反省しました。
父も母も、子ども3人を育てた経験があるので大丈夫だろうと思っていましたが、子育てを終えてからずいぶん時間が経った今となっては、子どもが触ると危険な物を平気で低い場所に置いていたりします。
今後、子どもたちが物の分別がつくようになるまでは、帰省前に「危ない物は片付けておいてね」とお願いし、帰省したらまずは危険な物がないか確認するようにしたいと思います。
著者:おかもとえみ/女性・ライター。2歳男児、1歳女児のママ。接客業や事務職、広告制作会社を経て現在は主婦ライター。ズボラでマイペースな子ども好き。
イラスト:ミロチ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています