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「絶対臭いって!」他人のにおいに敏感なのに自分のにおいには鈍感な夫→自分勝手な夫を反省させたのは

他人のにおいにやたら敏感な夫。反対に自分は他人から臭いと思われたくないと、いろいろ対策を立てているのですが、強い香水をつけたりして、逆に自分のにおいに鈍感になっていたのです。そんな夫を変え、反省させたある出来事についてお話しします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
女性医療クリニック院長

2013年1月に女性スタッフだけで乳がん検診をおこなう沢岻美奈子 女性医療クリニック開院。2022年の1年間で神戸市乳がん検診を約2500件、地元企業様の会社検診や自己検診も含めると約3100件の乳がん検診を実施する。患者さんとのやりとりと通じて日常の診察で感じ考えることを、専門医目線で正しい医療情報としてInstagramに毎週投稿している。
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他人のにおいに敏感すぎる夫

他人のにおいに敏感なのに自分のにおいには鈍感な夫

 

他人のにおいに敏感なのに自分のにおいには鈍感な夫

 

他人のにおいに敏感なのに自分のにおいには鈍感な夫

 

他人のにおいに敏感なのに自分のにおいには鈍感な夫

 

 

他人のにおいに敏感なのに自分のにおいには鈍感な夫

 

他人のにおいに敏感なのに自分のにおいには鈍感な夫

 

他人のにおいに敏感なのに自分のにおいには鈍感な夫

 

他人のにおいに敏感なのに自分のにおいには鈍感な夫

 

私の夫は、他人のにおいにやたらと敏感です。一緒に電車に乗っていて、少し香水がきつい人がいると、「臭すぎて我慢できない!」と車両を変えたり、体臭が気になる人がいると「風呂に入ってないんじゃね?」「着ている服を洗濯してないんじゃね?」とブツブツ言ったり、においが強い人にやたらと文句を言うのです。

 

たしかに、においがひどい人が近くにいると不快な思いをするため、夫の言い分もわかります。しかし、あまり気にならないときも「なんかにおわない? 臭くない?」とやたらに私に問いかけ、「あまり気にならない」と答えても「絶対臭いって! 無理!」と過敏に反応するのです。

 

そんな夫ですが、本人自身はたばこを吸い、コーヒーも大好きなため、口臭がひどいことを自覚していました。なので自分は周りに迷惑を掛けないようにと、たばこのにおいが目立たないよう香水をつけたり、口臭が抑えられる歯磨き粉やマウスウォッシュを使ったりしていました。また洗濯の部屋干しのにおいが気になるからと、洗濯洗剤もインターネットで調べて「この洗剤だと部屋干ししてもにおいが気にならない」と、使う洗剤を指定するなど、自分が不快でないように、そして自分は人に不快に思われたくないと、かなり気をつかっていたようです。

 

ただ、毎朝香水を10プッシュほど振りかけるため、香りの強さが少しきついかなと思い、何度か注意しました。しかし、「加齢臭や体臭がにおうよりまし!」と、人の香水は気になるはずなのに、プッシュ量を減らすことはしませんでした。

 

 

妊娠で私がにおいに敏感に

あるとき私に妊娠がわかり、妊娠2カ月目に入ってからつわりがスタートしました。ずっと目が回っているような感じで頭がふらふらして不快感が続く毎日……。夫の香水のにおいにも、吐き気を感じるようになったのです。また夫指定の洗濯洗剤のにおいにも耐えられなくなり、洗濯洗剤は洗い上がりが無臭のものに変え、夫に「つわりがひどいから香水をやめてほしい」と注意しました。しかし、香水をやめると自分の体臭が気になるから、完全に香水を使わないというのはできないと、私の訴えを拒否!

 

妊婦が香水のにおいで気持ち悪いと言っているのに、それを拒むなんてありえないと私は激怒! しかし、香水を使うのをやめると、服についたたばこのにおいが気になると言いだすので、それならたばこをやめろ! とさらに私は激怒しました。夫は香水のプッシュ数を気持ち減らしてはいるものの、私は相変わらず香水のにおいにえづいてしまう毎日でした。

 

助産師に怒られた夫

つわりがひどくなり、香水をやめてほしいと訴えても、かたくなにやめなかった夫。私は体調の悪さもあり、夫へのイライラが募っていましたが、夫は妊婦検診には毎回一緒についてきました。

 

安定期に入って、産婦人科で助産師面談を受けたときのこと。担当だった助産師さんはベテラン風の方でした。部屋に入るなり夫に向かって「旦那さんはいつも香水をつけてるの?」とひと言。夫はいきなりの質問に戸惑っていましたが、助産師さんは「特に初期の妊婦さんはにおいに敏感なんです。こんなにおいをプンプン巻き散らされたら他の患者さんにも迷惑です。香水はつけてこないでください!」と夫を一喝してくれたのです。そして私にも「におい、気にならなかった?」と聞いてくれたため、言ってもやめてくれなかったこれまでの経緯を話すと、助産師さんもあきれ顔……。

 

ただこうして夫も、助産師さんからのひと言で、自分が良かれと思ってやっているにおい対策は、実は迷惑と思っている人がたくさんいることに気付いたようです。その後は、私の出産に備えてスパッとたばこをやめてくれ、香水を使うことも控えるようになりました。

 

まとめ

人のにおいに敏感なため、自分のにおいにも徹底的に気をつかっていた夫。ただ、人がつけているといやな思いをする香水を自分でつけていたのですから、当然そのにおいに迷惑を被る人がいることに、ようやく気付いてくれたようです。

 

最近は「香害」という言葉もありますが、まさに夫が香害の張本人となっていたという体験談でした。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:江口りん子/40代女性。1児の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。

マンガ/山口がたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)

 

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