溺愛してくる夫
結婚して3年が経っても、夫は「愛してるよ」「本当にかわいいな」などの言葉を言い、私を溺愛しています。しかし、妊娠していたころの私は、体調が優れなかったこともあり、夫からの愛情表現を「うっとうしい!」と感じていました。
夫に怒りをぶつけたくなるときが多々ありましたが、体調の悪い私に代わって家事をしてくれたり、やさしく気づかってくれたりするので、そこはグッと我慢した私。けれど、日に日にうっぷんが溜まっていっていました。
出産したときに…
そんな中、迎えた出産日。「助産師さんの邪魔になるのでは?」と思うほど、夫は全力で応援をしてくれ、私は無事に出産。夫は涙を流しながら「頑張ってくれてありがとう。愛してるよ」と言い、愛おしそうに生まれたばかりのわが子を抱いていました。
その姿を見たときに、出産までに育児本を読み漁ったり、子ども服などの準備をしたりしていた夫の姿が思い返され、こんなにも全力で家族に愛を伝えてくれるなんて、とてもすてきな夫だなと思いました。
夫からの愛情表現がうっとうしいなんて思っていたことを反省し、私も、夫や生まれてきてくれた子にたくさんの愛情表現をするようになりました。
この2年後には第2子が誕生しました。第2子は女の子なので、将来この子が結婚するとなれば、父親にとっては「娘を送り出す」という大きなイベントが待ち構えています。夫が一体どんな反応をするのか今からとても楽しみです。
著者/灰ジン
作画/しお
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!