生理痛が重く度々寝込んでいた私
大学生のころから徐々に生理の症状が重くなり、もっともひどい時期では、あまりの痛みに嘔吐することもあるほど。また、嘔吐するほどではないものの、生理痛でその場から動けなくなることも多く、しばらくベッドで休んで体を回復させるようにしていました。
結婚してからもつらい生理痛は続いており、ある日、家事の最中に生理痛で動けなくなってしまいました。家事はこの日仕事が休みだった夫におこなってもらうことにし、私は鎮痛薬を飲んでベッドで休むことに。
薬が効いてくれたおかげでぐっすり眠れ、気がついたときには夕方。普段通りに体を動かせるくらいに回復していたため、夜ごはんを作ろうと私はキッチンへ行きました。
動けるようになり夕食をつくることに
ところが、実際にキッチンに立って料理を始めると、だるさや疲労感が一気に押し寄せ、その場にしゃがみこんでしまいました。慌てて駆け付けた夫から、「僕がやるからゆっくり休んでて」と言われ、またベッドで休むことに……。
生理のたびにこうして夫に迷惑をかけるのが嫌だな、申し訳ないなと感じた私は婦人科を受診しようと決心。そして後日、婦人科へ行ったところ、生理症状の緩和のために低用量ピルを処方されました。服用を始めてからは、生理症状が軽くなったように感じるので、もっと早く婦人科を受診していたらよかったなと思いました。
低用量ピルを服用し始めて数カ月が経った現在、以前に比べると生理痛やだるさ、疲労感をあまり感じなくなりました。しかし、完全に症状がなくなったワケではないので、生理期間中は無理をせず体を大事に過ごしていきたいと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/百田
作画/加藤みちか
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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