こんがりした焼き目が食欲をそそる照り焼き!
NHK『きょうの料理』で料理研究家・大庭英子さんが紹介した「さけの照り焼き」を作ります。
鮭の切り身にしょうゆとみりんで下味をつけて、グリルで焼くレシピ。
添えもののスナップえんどうは旬の野菜なので、ぜひ用意してくださいね。
レシピで使われている木の芽は今回手に入らなかったので、使う場合の手順や代用品をレシピの後半にお伝えします。
大庭英子さん「さけの照り焼き」の作り方
材料(2人分)
・生鮭 (切り身)…2切れ(240g)
【A】
・みりん…大さじ2
・しょうゆ…大さじ2
・酒…大さじ1/2
・しょうが汁…小さじ1/2
・スナップえんどう…6~8コ(50g)
・サラダ油…小さじ1
・木の芽…15枚
※写真の鮭は、3枚で220gでした。
作り方①鮭の下ごしらえをする
鮭は半分に切ります。
ボウルに【A】を混ぜ合わせ、鮭を入れましょう。
たまにひっくり返して全体に絡め、20〜30分間おいて味をしみ込ませます。
作り方②スナップえんどうの下ごしらえをする
ヘタと両側の筋を取り除いてください。ヘタを横に倒して、そのまま下にゆっくり引っ張ると筋が取れます。
処理が終わったスナップえんどうにはサラダ油をからめておきましょう。
作り方③材料を焼く
水を張った魚焼きグリルを強火で2〜3分加熱します。
鮭を少し離して並べたら、空いているところにスナップえんどうを並べましょう。
このとき魚焼きグリルの網目と垂直に置かないと、油をまとってツルツル滑って水没します。
私は何も考えずに置いて並べ直したので、鮭を置くときにご注意ください。
下味の残り汁は捨てずにとっておきましょう。
並べ終わったら、中火で3~4分焼きます。
スプーンで残り汁を塗ったらさらに3~4分間焼きましょう。
我が家のグリルは片面焼きなので、残り汁を塗る前に一度上下をひっくり返しました。両面焼きの場合はひっくり返さず、残り汁を塗って続けて焼きましょう。
作り方④仕上げる
鮭を取り出します。木の芽がある方は粗く刻んで、熱いうちにバットに並べて両面にまぶしてください。
器に鮭を盛り、スナップえんどうを添えて完成です。
鮭のよさを引き出すちょうどよいお味
鮭の身はふっくら!表面はパリッとしながら、箸を入れるとほろりと崩れます。
普段はフライパンで焼くことが多いので、魚焼きグリルの威力を感じます。
表面全体に味がしみていますが、濃すぎないすっきりした味付け。一般的な鶏の照り焼きよりは甘さが控えめです。
スナップえんどうはシャキシャキで、水分がたっぷり。甘味があって鮭のしょっぱさと合いますが、箸休めに食べると軽く塩をかけたくなりました。
木の芽の代わりに、家にあった大葉をのせてもぴったり!
他の薬味や七味など香りのあるものでも代用できそうです。
魚料理のバリエーションを増やして料理上手に!
鮭は生臭さも少なく、想像以上に手軽に調理できました。
今回は脂がしっかりのった身を20分漬けましたが、次回はもう少し濃いめを目指して30分漬けたいと思います。
野菜も一気に調理できて栄養バランスもとりやすく、季節ごとに選ぶ野菜を変えても楽しそうです。
鮭が手に入った日やお肉ばかり続いてしまう日には、ぜひ作ってみてください!