柿の種をちらしたどんぶり
「柿の種とかつお節のどんぶり」は、柿の種を砕いて、ご飯のうえにちらすという「ん?大丈夫?」と確認したくなるくらいぶっ飛んだレシピです。
ヤマキは、かつお節やだしを作っている会社なので、メインは柿の種ではなく、だしとかつお節だと思います。
なので、どちらかというと、柿の種うんぬんよりも、他のところに魅力があるのでは?と思いました。
そこらへんも踏まえて、どんな味かレビューしていきたいと思います。
ヤマキ公式サイトでは、今回紹介するレシピの他にも多数レシピが掲載されているので、興味がある方は、見てみてください。
ヤマキ公式「柿の種とかつお節のどんぶり」の作り方
材料(1人分)
・温かいご飯…230g
・かつお節…1.5g
・柿の種…24g(亀田製菓の柿ピーから、ピーナッツを抜きました)
・生わさび(チューブタイプでも可)…2cm程度
・しょうゆ…大さじ1/2
・合わせだし…200ml
作り方①柿の種を砕く
袋に柿の種を入れ、麺棒などで叩いて、良い感じに砕きます。
作り方②合わせだしを作る
かつおだしと昆布だしを合わせて、合わせだしを作り、温めます。
今回、僕は顆粒のかつおだしと昆布だしを混ぜて作りました。
作り方③ご飯に盛り付ける
茶碗にご飯を盛り付け、砕いた柿の種をドーナツ状にちらします。
真ん中にかつお節をのせます。
わさびをのせ、しょうゆをかけます。
最後に合わせだしを入れたら完成です。
公式レシピでは、途中で合わせだしをかけてお茶漬けにしていたので、お好みのタイミングで入れてください。
優しい味!でも柿の種はなくてもいいかも
なんか良い感じのお茶漬けみたいで、「お腹にやさしそう」な印象をうけます。
だしの香りもいいですね。
でも、そんな優しそうな印象とは裏腹に、柿の種のインパクトが凄い。
光と闇みたいな対比を感じます(笑)。
作る前は「柿の種とご飯?頭のネジ飛んでない?」なんて思っていましたが、作ってみると、なんか意外と「あり」な気がしてきました。
それでは食べてみます!
「合わせだしにわさびのアクセントが絶妙!」
いやいや「柿の種の感想は?」と、聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。
これ、シンプルにお茶漬けみたいな感じで美味しいんです。
合わせだしの優しいうまみに、わさびとかつお節が入ることで、なんていうか完璧。
ちょっと想像してみてください。
体調が悪くて、1日何も食べていない時に、このご飯(柿の種を除く)を出されて、食べたとします。
絶対「うわ~やさしい……胃に染みるな~」と思いますよ。
もし、作ってくれた人がちょっと気になる女性だったとしたら、僕なら惚れてしまいますね。
それくらい、うま優しいです。
そして、肝心の柿の種ですが……「別に柿の種じゃなくてもいいよね」というのが正直な感想です。
サクサクした食感やほんのり塩味を感じて美味しいは、美味しいです。
でも、食べてみてこう思ってしまいました。
「これ普通に揚げ玉でよくない?」と。
このレシピ自体がとても美味しいゆえに、そんな疑問が浮かんでしまいました。
ちょっと冒険しても良いかなと思った時に試してみて
この記事では、ヤマキの公式サイトで紹介されている「柿の種とかつお節のどんぶり」を食べてみた感想を紹介しました。
合わせだしに、かつお節、わさびの組み合わせが完璧で、上品なお茶漬けを食べているようで、美味しかったです。
柿の種は、悪くはないのですが、冒険者向けでした。
この記事を読んで「柿の種を入れたら、どんな味になるんだろう?」とちょっとでも気になったら、ぜひ試してみてくださいね。