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「誰かが泣いてる…」え?誰もいないはずなのに?他界した祖母宅で恐怖の体験…真相はいったい!?

私の祖母の家は、まるでお化け屋敷。外には、天井から垂れ下がっている紐を引っ張って水を流す仕組みのトイレがあるほど古い家でした。やがて祖母が亡くなり、この家を壊すことに。そのとき、4歳の娘と私と夫は、不思議な恐怖の体験をしたのです。

 

泣いている声

祖母の家の2階には、祖母が長年趣味で作っていた和紙の日本人形が約100体保管されている部屋があります。人形をどうするか考えた結果、夫が海外出張に行くときの日本のお土産として海外の人に渡したり、私の海外の友達に譲ることにしました。

 

そして、さっそく私は4歳の娘と一緒に日本人形の整理をすることに。階段には手すりがないので私は娘の後ろについて、手をつきながら登りました。すると娘が突如、階段の上で「泣いている声がする」と怖がり始めました。

 

 

なんとか2人とも2階に上がり、部屋を見回しましたが、もちろん誰もいません。娘が少し落ち着きを取り戻したので、2人で日本人形を包み紙で包んでダンボールに入れ始めました。

止まらなくなったトイレの水は涙??

そのとき娘が、首がとれてしまっている人形を見つけ「ほら、やっぱり泣いてるね」と言いました。この声を合図にするかのように、急に下から大きな声が! 「トイレの水が止まらない! ずっと流れっぱなしになっちゃう!」と夫が叫んでいました。

 

人形の顔には何も表情がついていないのに、「人形がずっと涙を流してるよ。トイレにも涙が流れてるんだね」と、悲しい表情で言う娘。とりあえずその首を直してあげて、私は「大切に私たちの家で飾ろうね」と娘に伝えました。結局、トイレは何度か紐を引っ張ったら直りました。

 

 

すべてが偶然に起きたタイミングだったのかもしれませんが、娘はずっと「人形が泣いている」と片付けが終わるまで言っていました。娘は時々お化けの話をしたりするので、本当に人形の顔が見えたのかもしれません。そして気のせいかもしれませんが、家の空気が重く感じました。まるで人形が、取り壊される家の悲しみを表していたかのように。今この数体の人形は大事に自宅に飾ってあるので、人形を見ながら時々娘と祖母の話をしたいと思います。

 

 

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