完全防水できた!と思ったら…
入院4日目の朝、医師から「明日には退院できそうだね」と言われたにしこさん。するとここで、看護師さんから「もうシャワーを浴びてもいいですよ」と許可をもらいます。4日ぶりのシャワーにテンションが上がったにしこさんは、さっそくシャワー室を予約! 点滴部分が濡れないようビニールのアームカバーをつけてから、シャワー室へと向かったのですが……。
看護師さんから教えてもらった方法で、点滴部分をバッチリ保護したにしこさん。タオルとビニールだけでは心許なく感じたため、ビニールの両端部分をゴムでくくることに。これで完璧に防水できる!と思いきや……シャワー浴のあとにビニールとタオルを取ると、点滴部分はびしょびしょになっていたのでした。
その後、にしこさんは下腹部にやや痛みを感じながらも、入院4日目を元気に過ごすことができたようです。そして翌日の朝、ついに退院できるかどうかが決まる、最後の診察を迎えたのでした。
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点滴中にシャワー浴をする場合、にしこさんのようにビニールの両端をヘアゴムで縛る、ヘアゴムの代わりにテープをぐるっと貼り付けて固定する、といった防水対策が取られるそうです。結果的に水は入ってきてしまったようですが、ビニールの両端をゴムで留めるというにしこさんの判断は、正解だったようですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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