ポーチから出てきた物は…
ある日、友だちとショッピングに出かけました。この日はちょうど生理2日目。特に経血量が多くなる2日目と3日目は必ず40cmの夜用大判ナプキンを使用し、もちろん、予備のナプキンは小さなポーチに入れて持ち歩くようにしていました。
そして買い物の途中でナプキンを取り替えようとトイレに向かった私。しかし、ポーチを開けるとなぜかそこにはポケットティッシュが……! そう、私はナプキンを入れるつもりが、何を勘違いしたのかポケットティッシュを入れてしまっていたのです。
結局ナプキンが手元になく、仕方なくポケットティッシュをナプキン代わりにしてトイレから出ました。
みんなに白い目で見られるそのワケは?
トイレから出て、友だちにナプキンを忘れたことを話し、急いでナプキンを買いに行くことにしました。そして売り場に向かっている間……私たちが通り過ぎるたびになんだか周囲がざわついて……。
なんだろうと思い振り返ると、なんと私たちが歩いてきた道に血痕が! そしてその先には赤い塊が落ちていました。
早くナプキンを買わなければと急いでいて大股で早歩きしたせいか、ナプキンの代わりにパンツに挟んでいたポケットティッシュが点々と落ちてしまっていたようです。
私は慌てて落ちたティッシュを回収。たくさんの人から白い目で見られ、床の掃除をしてくださった清掃員の女性からは注意され、猛烈に恥ずかしい思いをしました。
私はだらしないところがあり、生理中にナプキンを忘れてしまうことが多々あります。ただ、このときのように周囲に迷惑をかけたり不快な思いにさせたりするのは避けたいもの。これからはより自分の体に関心をもち、生理周期を把握したり、ポーチにナプキンを入れるのを忘れないようにしたりと、気をつけています。
著者:鈴木青子/女性・主婦
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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