記事サムネイル画像

恒例の義家族旅行…私「もう行かない!お金も出さない」→夫「親孝行しないなら離婚」耐えかねた私は…

夫の家族と仲良くしたいと思うものの、「こんなに尽くさなければならないの?」と思うことが多々あります。シングルマザーの義妹に子どものお世話を押し付けられたり、食事に行くたびにわが家の奢りになったりと、かなり困っています。

中でも最も頭を悩ませているのが家族旅行です。一度義両親を旅行に連れていったのが運の尽き。喜ぶ義両親を見て、夫は「また行こう! 夏の恒例にしよう!」とノリノリでした。

でも費用はもちろんわが家負担。計画を立てたり予約をしたりするのは私で、少しでも気に入らないと文句を言われます。どうにか断れないか、毎日悩んでいました。

 

義両親孝行は嫁の務め!?

今年の夏も、「どこに行く? たまには飛行機に乗るのもいいな」と旅行の催促がありました。夫は「任せておけ」と安請け合い。義両親は沖縄に行こうと張り切っています。

 

沖縄に行くとなると、これまでの倍以上のお金がかかります。旅行代は私たち夫婦のマイホーム貯金から出ていて、おそらく1年分の蓄えが飛んでいくでしょう……。もちろん、義両親に請求する気はないようです。

 

これではいつまで経ってもマイホームが買えません。夫に物申すと、親孝行だと思って我慢してくれと言われてしまいました。それなら自分のお小遣いで旅行に連れていってほしいとお願いすると「旅行に連れていくのは嫁の務め」と言い張り、それができないなら離婚だと脅されました。

 

離婚と言われると、つい臆病になってしまう私。それを知っている夫は、何かあるとすぐ離婚をちらつかせてくるのです。

 

夫と義両親で旅行へ…その結果

ある日、義母から温泉旅行に行こうと誘いを受けました。急だったこともあり、私だけスケジュールが合わず、旅行へは義両親と夫が行くことに……。手配だけはしてくれと頼まれたので、ホテルや新幹線を予約しました。

 

一緒に行かずに済むだけで、私にとっては万々歳! 夫だけが同行するパターンが定着すれば、私はその期間、別の場所に旅行に行けます。

 

しかし旅行から帰ってきた夫は不満顔。私が同行しなかったことで現地でのアテンド役がおらず、グダグダになったそう。夫もさぞかし疲弊したのだとか……。私の手配不足を責め、今後は必ず同行するように命令されました。

 

イライラしながら話を聞いていた私は、ついに我慢の限界に。金輪際、旅行には行かないし、関わりもしないと宣言しました。

 

すると、夫はいつもの切り札「離婚」をちらつかせます。引き出しから出した署名済みの離婚届をヒラヒラさせながら、親孝行しないなら離婚だと言いました。

 

これはチャンス! 私は夫から離婚届を奪い取り、猛ダッシュ! 家を出ました。

 

いざ離婚届を出すと…

離婚に怯えていた私でしたが、もう限界を超えました。区役所に離婚届を出し、晴れて他人です。

 

私を追いかけてきた夫は、離婚届を出したことを知ってびっくり。「これからはひとりで親孝行してね」と伝えると、突然夫はこれまでのおこないを謝罪しました。

 

これからは自分が全部やるからと仲直りの家族旅行を提案され、さすがの私もうんざり!あきれて物が言えませんでした。それに、夫が謝るのは今だけで喉元過ぎればなんとやら……すぐに元通りになるに決まっています。

 

そこで私はお金の話を持ち出しました。親孝行したいのは私も同じ。義両親にかけたのと同じ分だけ、私も両親を旅行に連れていくと言ったのです。

離婚後、夫からの連絡は…

しかし、義両親はそれを許しません。親孝行されるのは自分たちだけだと言い張るので、これ以上夫の話を聞くのはやめにし、別々の人生を歩むことにしたのです。

 

元夫からはそれからもちょこちょこ連絡が入ります。義両親から旅行に連れていけとせっつかれているようで、飛行機のとり方やホテルの選び方、地域ごとの観光先など、何でもかんでも私に尋ねます。

 

もちろん私も相手にしないものの、懲りずに連絡をよこしてくる元夫にはうんざり! だんだん面倒になって「旅行に連れていくのは子どもの務めなんでしょ」「私はもう子どもでもなんでもない」と返信すると、ついにはお金を払うので旅行をアテンドしてほしいと言う始末。

 

もう関わりたくないので、電話番号やアドレスをすべて変え、元夫との接点はすべて断つことにしました。偉そうでわがままな義両親を満足させる旅行プランなどきっと存在しません。せいぜい苦労するがいい! という気持ちです。

 

 

親孝行をするのは素敵なことですが、配偶者に強要したり押し付けたりするのはまた別の話。また、親孝行をしてもらって当たり前だと思うのも、考えものです。縁が切れて良かったですね。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

    読者からの体験談をお届けします。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    エンタメの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む