ブランコの順番待ちで親の対応に驚愕!
暖かい季節となり、公園へ出かけたときのこと。その公園にはブランコが2つあり、1列に並んで空いたほうに乗るという流れ。多くの子どもたちが長い列に並び、待ち遠しくしています。
すると、ブランコが空いたタイミングで、並んでいなかった2歳くらいの女の子が1人で走ってきてブランコに乗ってしまいました。あとから走ってきたその女の子のママは、列のほうをチラッと見ていたので並び直させるのかと思いきや、そのまま女の子のブランコを押し始めたのです。
にぎやかだったブランコ周辺が一気に静まりました。次に乗るはずだった子は「なんで、なんで」とパパに訴えていましたが、パパも「ん〜」と回答に困っている様子。
そして、5分ほどして女の子のママが「あと10回、数えたら終わりね」と言って、数え始めました。しかし、女の子は降りたくないと大暴れ。ママは「並んでいる子がいるから」と言ってさらに5分ほど説得しましたが、女の子は大声で「嫌だ!」と言うばかり……。
私が娘たちへかけた言葉
その後、ママは暴れる子を必死に抱えてブランコから降ろしましたが、特に周囲への謝罪などはなく、その場を去っていきました。
その光景を見ていた娘たちも「みんな並んでいるのに」と言って不満そう。
そこで私は、「あの子はまだ小さくてルールがわからなかったのかもしれないし、誰もが順番を守れるわけではないよ。少し勇気がいるけれど、順番のことを教えてあげることも大切だね!」と伝えました。
娘たちは納得してくれたため、私も一安心したのでした。
今回のように、子どもが順番を守らず、さらにぐずりだしてしまうと、親としては必死になってしまい周りが見えなくなる気持ちもよくわかります。お互い様ではありますが、少しでも「すみません」といった一言があれば、並んでいた方が気持ちよく遊び始められると思います。また、周囲の人が一言声をかける勇気を持つことも必要だなと考えさせられる出来事でした。
著者:山野まい/2016年と2018年生まれの女の子のママ。子どもの成長は早いなと思いながら、バタバタと生活している
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)