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「うるさくて迷惑なんです…」下の階から再三の苦情が…「本当にわが家?」ぬぐえない疑念と、管理会社に任せた結果

息子たちが2歳と1歳のころのことです。マンションに引っ越して1カ月くらい経ったころ、下の階の住人の方がわが家を訪ねてきました。それは騒音の苦情だったのです――。

 

下の階の方からの苦情

下の階の方は、夜のドンドンという音がうるさいと言いました。リビングや寝室には防音マットを敷いてあり、夜、ドンドンという音を立てている自覚はありませんでした。自分たちには音を立てている自覚はなかったものの、子どもたちの行動によって無意識に騒音を生じさせていた可能性もあると考え、すぐに謝罪しました。

 

そして、防音マットを買い足して、二重に敷くことにしました。私は子どもたちが音を立てていないか、これまで以上に注意深く見守るようになりました。

 

数日後、同じ方が、再度わが家にやって来ました。「今も夜うるさくて困っている」と言います。聞けばいつも夜10時ごろとのこと。

 

 

わが家の子どもたちは、8時半には寝ていて、私たち夫婦はまだ起きていますが、大きな音が立つようなことはしていません。他の部屋の住人の騒音なのではないかと、わが家の状況を説明しましたが、「絶対にお宅から聞こえている」と言い、理解は得られませんでした。

 

その後、何度も文句を言われて、これ以上の対策のしようがないため悩んだ私たちは、夫から下の階の方に、「今後は管理会社を通してください」とお願いすることに。すると、その後、苦情を言われることはありませんでした。どうなったのかわからないものの、下の階の方が他に騒音の原因を見つけて解決されたことを願うばかりです。

 

 

最初は「子どもが音を立てているのかな……」と言われるがままに謝罪しましたが、事実を確認することの大切さをあらためて感じました。子どもがいると、どうしても「こちらが原因かもしれない」と思いがちですが、実際には誤解であることもあります。冷静に状況を確認することの大切さを痛感した出来事でした。

 

著者:亀山凪子/30代女性/海外在住、2歳と3歳の息子を育てる母。現地の生活に慣れようと格闘中。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

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