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お店で座り込んで泣く1歳の娘「あなたちょっと!」見知らぬ女性が威圧的な声掛け…私が感謝した理由は

1歳4カ月の長女を連れて、スーパーへ買い物に行ったときのお話です。その日は買わなければならない物が多く、いつもよりも時間がかかっていました。娘も最初はおとなしくカートに座っていてくれたのですが、途中で「降りたい」と連呼して泣き出してしまいました。仕方なくカートから降ろしたものの、娘は座り込んでついてきません。すると、見知らぬ女性が「ちょっとあなた!」と強い口調で声をかけてきたのです……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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放っておいたわけじゃないと説明すると…

抱っこしようとしても、全力で嫌がって泣く娘。早く買い物を済ませて帰りたかった私はイライラ。大きな声を出してしまいそうでした。

 

すると、通りすがりの女性が声をかけてきました。女性の口調から、母親がそこにいるのになぜ放っておくんだ、という意図が感じられたため、責められるかもしれないと思った私は、「カートに乗るのも、抱っこも、歩くのも嫌みたいなのです」と状況を説明しました。

 

 

すると、その女性は「そうだったの」と言って、娘に向き直りました。

 

「お母さん、困っているよ」「言うこと聞かないとだめよ」

 

その女性は声を荒らげることもなく、やさしく娘を諭してくれたのです。

 

当時1歳4カ月の長女には、女性の言葉は理解しきれていなかったでしょう。しかし、ニュアンスは伝わったのか、そして気持ちが切り替わったのか、娘はゆっくりと私のもとへ歩いてきてくれました。もしもその女性が声をかけてくれなかったら、私はイライラしたまま、娘はご機嫌斜めのままだったでしょう。

 

 

泣いて騒いでいる娘に、何かを伝えるのは簡単ではありません。大きな声で言って聞かせるのではなく、しっかり子どもの目を見てやさしく諭す、という方法を教えてくれた、あの女性には感謝してもしきれません。

 

 

著者:佐藤朱莉/女性・主婦。0歳の娘と2歳の息子を育てる専業主婦。双方の実家が遠方のため、しばらくは子育てに専念。

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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