大人顔負け!?小学生の恋愛事情とは…
休日の夕方にママ友とビデオ通話で話せることになり、さっそく「娘ちゃんって彼氏いる?」と聞くと、「今はいないけど、巻き込まれて大変」というママ友。ママ友の娘が通う小学校では、クラスの中で数組のカップルができているそうで、日々、大人顔負けの恋愛劇が繰り広げられているとのことでした。
ママ友の娘は友だちの彼氏と仲が良いので、友だちに「次、彼氏と話したら絶交する」と言われて悩んでいるそう。わが家の長男にも話を聞いてみると、彼女以外の女子から無視されているようです。
私が頭を抱えていると、「でも私たちのときもあったよね? 中学生とかだけど……」と思い出話を始めたママ友。話を聞いていくうちに「たしかに、私も友だちの彼氏と話して、彼女が所属しているグループに無視されたことがあったな」と、遠い記憶がよみがえってきました。
そんな話をしていると、「ママたちにもそんなことがあったの?」と聞いてきた長男とママ友の娘。いい機会だったので私は、カップルが別れたらあっさり解決したこと、無視される理由に納得できないと友だちと喧嘩したことなどの思い出を話しました。すると子どもたちは、わだかまりができても時間が解決してくれることもあることや、友だちや恋人と本音で話し合うことの大切さを知ったようです。
長男は、「彼女のやきもちが原因で女子に無視されてるかもしれないんだね。あとでちゃんと話してみる」と、自分なりに今後どうしたらいいか考えることができたようです。そのあと長男にどうなったのか聞いてみると、「まぁ大丈夫」と照れくさそうに笑っていたので、きっと彼女との話し合いがうまくいったのだと思います。
ママ友のおかげで、親としての目線ではなく、同じ子どもとして経験してきたことを話してみるのも子どもにとっては解決のヒントになるのだと気付かされました。これからも、子どもにとって良い相談相手でいられたらいいなと思っています。
著者:安藤 はるか/2014年生まれ、2017年生まれの男の子と2021年生まれの女の子のママ。カラーセラピストとしてお悩み相談のサービスを運用中。
イラスト:ミロチ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)