暴走したリツコが晴彦の職場に突撃し、修羅場に……。
リツコを殴り、自分の顔も殴るという奇行を晒してしまった晴彦は、再び職を失いました。
無職となった晴彦によるヒカリさんへの束縛は、さらに強まっていきます。
その姿にヒカリさんは、息子の卒園を待たずにすぐにでも離婚することを決意し、晴彦へ離婚を切り出しました。
今までのように言葉巧みにヒカリさんを押さえ込もうとする晴彦でしたが、怯むことなく言い返してくるヒカリさんに焦りを隠しきれません。
気分を害した晴彦は、突然金槌を手に自分とヒカリさんのスマホを破壊し「俺は不倫なんてしていない」と言い始めます。
「やめて!」
叫ぶヒカリさんの元に、心配になってヒカリさんを訪ねてきたヒカリさんの兄と友人・ヒナが到着。
金槌を持つ晴彦の様子にヒカリさん親子の危険を感じとり、兄の家への避難を促します。
息子に夫との別居を伝えた妻。息子の意外な反応は?
ヒカリさんは、息子のリクと兄の家へ引っ越すことを決意。
ヒカリさんは晴彦へリクの卒園式の日に一度家へ戻ることを電話で連絡し、その裏で引っ越しやリクの小学校準備などを進めます。
そしてリクにも改めて、ヒカリさんと晴彦が別れることを丁寧に説明しました。
「お母さんがいれば、ぼくは大丈夫」
晴彦に「お前は捨て子」と言われひどい扱いを受けてきたリク。
両親の離別は少なからずショックであるはずなのに笑顔でそう言うリクの姿に、ヒカリさんは改めて、狂気に満ちた晴彦からリクを守りながら別れることを決意したのでした。
晴彦はリクの目にどう映っていたのでしょうか。
もしかしたら、ヒカリさんの様子からなんとなく事情を察していた部分もあったのかもしれませんね。
複雑な気持ちを抱えながら、それでもヒカリさんの決断に納得して背中を押してくれるリクに、心を打たれます。
晴彦の恐怖による支配から、ヒカリさんも無事逃げ切ることができれば良いですね。
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