夫の不倫相手が突然家に！「一緒になるにはこれしかない」狂気を帯びた女が取り出したモノとは！？ #歪んだ愛し方の夫 61

暴走したリツコが晴彦の職場に突撃し、修羅場に……。

リツコを殴り、自分の顔も殴るという奇行を晒してしまった晴彦は、再び職を失いました。

 

無職となった晴彦によるヒカリさんへの束縛は、さらに強まっていきます。その姿にヒカリさんは、息子の卒園を待たずにすぐにでも離婚することを決意し、晴彦へ離婚を切り出しました。

 

気分を害した晴彦は、突然金槌を手に自分とヒカリさんのスマホを破壊し始めます。

「やめて！」

叫ぶヒカリさんの元に、やっぱり心配になってヒカリさんを訪ねてきたヒカリさんの兄と友人・ヒナが到着。

金槌を持つ晴彦の様子にヒカリさん親子の危険を感じとり、再び兄の家へ避難することになったのでした。

 

ヒカリさんは、引っ越しなどこれからの準備を始めるとともに、リクへ晴彦と離婚することを丁寧に説明します。

「お母さんがいれば、ぼくは大丈夫」

そんなリクの姿を見たヒカリさんは改めて晴彦との別れと、リクを守り抜くことを心に誓ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卒園式の日、今やママ友になった卒対委員のママたちと別れを惜しむ中、やけにおとなしい晴彦。

 

その日、リクをヒナに預けたヒカリさんと兄は、晴彦と離婚について話し合うことにしていました。
しかし、ここで思わぬ人物が現れます。

玄関を開けると、そこにいたのは様子のおかしいリツコでした。

未だ晴彦が自分のことを愛していて、ヒカリさんに別れろと言われていると信じ続けているリツコは、笑顔で晴彦に復縁を迫ります。

それでも復縁を断る晴彦に、なんとリツコはカバンから包丁を取り出したのでした……。

 

 

やっと離婚について話せると思いきや、やはりタダでは終わらない晴彦の狂気。

さらに、晴彦の不倫相手・リツコの登場……。

まさかの包丁まで持ち出すなんて、とても正気ではありませんね。離婚成立までに、せめて犠牲者が出ないことを祈るばかりです。