暴走したリツコが晴彦の職場に突撃し、修羅場に……。
リツコを殴り、自分の顔も殴るという奇行を晒してしまった晴彦は、再び職を失いました。
無職となった晴彦によるヒカリさんへの束縛は、さらに強まっていきます。
その姿にヒカリさんは、息子の卒園を待たずにすぐにでも離婚することを決意し、晴彦へ離婚を切り出します。
ヒカリさんの頑なな態度に晴彦は逆上。
そこへ現れたヒカリさんの兄と友人・ヒナにより、ヒカリさん親子は保護され、リクの卒園式まで兄の家へ避難することになりました。
リクの卒園式が終わった後のヒカリさん宅。
離婚届を書くよう晴彦に迫るヒカリさん兄妹でしたが、話し合いの途中で誰かが家のチャイムを鳴らします。
扉を開けると、そこにいたのはリツコでした。
いまだ晴彦と幸せになれると信じているリツコは、自分のカバンから突如包丁を取り出して……!?
夫が妻に執着していた理由とは?
包丁を手に、晴彦に向かって走りだしたリツコ。
晴彦はなんとヒカリさんを盾にしましたが、それよりも早く動いた兄によって、リツコの凶行は阻止されました。
「母親は俺を守るのが当たり前だろ」
晴彦の言葉に戦慄が走るヒカリさん兄妹。
晴彦はヒカリさんの中に、自分の母親の役割も望んでいたのでした。
そして晴彦は、話の流れでヒカリさんが入社試験の際に書類に書いた家族の思い出が嘘だったことを知ってしまいます。
「子どもが生まれて母親の顔になってしまった妻に不満を持ち、不倫した」という話を耳にすることはあります。
ですが、まさか妻を自分の母親にしようする夫がいるとは……衝撃ですね。
ヒカリさんのことを妻として愛していたのではなかったのでしょうか。狂気的な夫の思考は、私たちには理解しがたいものなのかもしれません。
ネギマヨさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。