ママ友の態度が急変!原因はまさかの…
Aくんと一緒に登校を始めて1週間ほどたったとき、急にAくんママから「別々に登校しましょう」と冷たく言われました。私は急なことに驚くばかり。理由を聞くことさえできず「わかりました」と答えました。息子には「Aくんは違う時間に行くことになったから、明日からは途中までママと一緒に行こうね」と伝え、いったんは納得した様子でした。
モヤモヤしながら数日過ごしていると、マンションの廊下で会った管理人さんから「ひとりで登校することになってよかったですね」と言われたのです。私は「それはどういうことですか? 何かご存じなのですか?」と聞きました。そこで事の真相が明らかに……。
管理人さんは週に3日、マンション内の掃除をしながら見回りをしてくれる60代の男性の方。その管理人さんが先日、私が別の住人とマンションのエントランスで話しをしていたところにいたようで、私が「Aくんは歩くのが速い」と言ったところを聞いていたそうなのです。
たしかに私はそのような話をしました。でもそれは「Aくんが速く歩いてくれるおかげで、息子をリードしてくれてありがたい」という内容でしたが、管理人さんは私がAくんに不満を持っていると勘違いし、Aくんママに「Aくんはもっとゆっくり歩いてあげたほうがいい」という内容で伝えてしまったというのです。
私は急いでAくんママに連絡をし、管理人さんの勘違いであることを説明したところ、Aくんママは「そういうことだったのですね! 管理人さんの話だけを鵜呑みにしてごめんなさい」と言ってくれました。
Aくんママとの誤解は解け、息子とAくんは今も一緒に登校しています。一方で管理人さんに対して、「通りすがりに聞こえたことを誰かに話すのは、親切心とはいえ控えてほしい」と伝えました。私自身も、外で話す内容は慎重にならなければならないと学んだ出来事でした。
著者:海原えめ/6歳息子と1歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。
作画:うちここ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)