仕事でクタクタな日。総菜を利用して、夕飯を用意していたら…
私には7才の娘がおり、娘の小学校入学と同時に、短時間勤務から正規時間勤務で就労することになりました。
夫とも協力して家事や食事の準備をしていますが、疲れていたり残業で遅くなったりすると「今から帰ってごはんを作るのか……」と、ついため息が出てしまいます。そういう時に便利なのが、お弁当店やスーパーの総菜で、私もたまに利用しています。
ところが、それを知った義母が大激怒! 「子どもに手作りのごはんを作れないなんて、母親失格!」とたいそうな勢いで叱られました。もちろん私も娘の健康を気遣って、総菜を使いつつ、サラダだけは作ったりしているのです。どうしても作る時間をとれない、体力がないということもあるのに、そこまで言わなくても……とモヤモヤ。それに、疲労でイライラしながら食事を作るよりも、総菜やお弁当を食べながら、家族でゆっくり話をするのも悪くないのでは、と内心思っています。
「またお弁当なんか食べさせているの? そんなに疲れるなら、仕事なんか辞めなさい」と時代錯誤なことをいう義母。義母は、仕事をしながら家事をすることの大変さがわかっていないのかなと思いました。なので、私も「ハイハイ」と流しています。
作画/きりぷち
著者:桜庭陽子
7才の娘がいる母。医療事務の仕事に従事しています。趣味は編み物と洋裁。