家族遠足の朝、ママ友から電話がかかってきて…
家族遠足のイベントがあり、わが家も参加することに。お弁当はそれぞれが持参することになっていたので、その日は朝から家族分のお弁当を用意し、いざ出掛けようとしたときのことです。知り合いのママさんから電話がかかってきました。
「朝バタバタしてて、お弁当の用意が出来なかったの。集合場所へ行く途中、コンビニでおにぎりを5つ買ってきてもらえない?」
と言われたのです。そのママさんは特別親しいわけでもない知り合い程度の人……。ただ、私もバタバタしていたものの、おにぎりくらいなら買っていく時間はあるかな?と思い、困っているならと了解しました。ただ、その日の朝は運悪く、行くコンビニ、行くコンビニでおにぎりが売り切れだったり品薄だったりして、コンビニを3軒まわってようやくおにぎりを5つ揃えることができました。
頼まれたおにぎりを持ち、急いで集合場所へ行くと、なんとそのママさんはすでに到着済み。さらに、頼まれていたおにぎりを渡すと「あっ、ありがとね!」と一言言って受け取り、代金もくれないまま、それで終わりでした。なんか呆気にとられてしまいました。
お弁当を用意出来なかった事情も説明はありませんでしたし、おにぎりのお礼を丁寧にしてくれることもなく、そもそも代金も支払わず……。せっかく楽しいイベントだったのに、なんだか便利に使われたような気分になり、気分が悪くなってしまいました。
作画/きりぷち
著者:佐藤かなこ
中学生の長男・小学生4年の長女・小学生1年の次男がいるママです。