トマトと卵で何作る?困ったらこのレシピ
料理研究家・大原千鶴さんがNHK『きょうの料理』で作ったのは、材料5つでできる「ふんわりたまトマ」です。
メインの材料は卵とトマトだけのシンプルなレシピですが、冷蔵庫の食材が少ないときや、あと一品欲しいときに役立ってくれるレシピ♪
トマトの赤色と卵の黄色のカラフルなビジュアルなので、食卓に彩りが足りないときにも活躍してくれます!
思い立ったらパパッと作れる手軽さが嬉しいレシピですが、ちょっとしたひと手間ふた手間をかけた美味しさも魅力な一品です♡
大原千鶴さん「ふんわりたまトマ」の作り方
材料(2人分)
・トマト・・・2〜3個(300g)
・卵・・・3個
・塩 ・・・1つまみ/2つまみ
・米油・・・大さじ1/大さじ1/2
・ブラックペッパー・・・適量
作り方①トマトを6等分のくし形に切り、ボウルに卵を割り入れて塩(1つまみ)を加えて溶く
トマトはよく洗ってヘタを取り除き、6等分のくし形に切ります。
ボウルに卵を全て割り入れて、塩(1つまみ)を加えて溶きほぐしておきましょう。
作り方②フライパンに米油(大さじ1)を中火で熱し、卵液を流し入れて半熟のまま取り出す
フライパンに米油大さじ1を入れて中火で熱し、溶いた卵を流し入れます。
卵がふんわりと熱で膨らんできたら、菜箸でざっと混ぜて火を止めます。
このとき、細かく混ぜてしまうとふんわり感が減ってしまうので大きく混ぜるのがポイントです!
卵が半熟状態のまま、一度フライパンから取り出しておきましょう。
作り方③米油(大さじ1/2)をさらに加えて中火で熱し、トマトと塩(2つまみ)を入れて焼き、皮を取り除く
空いたフライパンに米油大さじ1/2を足して中火で熱し、①で切ったトマトを加えて塩を2つまみふります。
菜箸やトングで転がしながら焼いていくと、トマトの皮がめくれてくるので取り除きましょう!
完全に火が通り切っていないと皮がツルッと取れないので、しっかりと火を通した後に取り除くのがおすすめです。
トマトは湯むきすれば口当たりがまろやかになり美味しくなることはわかっていたのですが、普段は面倒臭さが勝ってしまい湯むきをする機会があまりなかったので、今回湯むきいらずで皮がむけることに驚きでした!
作り方④トマトがやわらかくなったら②を戻し入れて、混ぜてから火を止め、お皿に盛り付けてブラックペッパーをふって完成!
全てのトマトの皮がむけたら、角が崩れてトロッとやわらかくなるまで炒めます。
そのまま②の卵を戻し入れ、優しく混ぜ合わせて火を止めましょう!
卵の大きさを食べやすく切るイメージで混ぜていくと、トマトと卵がよく馴染みました。
お皿に盛り付け、ブラックペッパーをふったら「ふんわりたまトマ」の完成です♡
ふんわり卵とトマトの酸味はあと引く美味しさ♡
ふわっふわの卵と、やわらかそうなトマトのコラボレーションは見るからに美味しそうです。
黄色と赤色の鮮やかな色合いも惹かれるポイントで、食欲をそそりますよね。
食べてみると、トマトも卵もやわらかくてとろけるような食感!
味付けは塩だけですが、素材それぞれ丁寧に塩をふったおかげで美味しさが際立っています。
半熟状態で火を止めた卵はもちろん、それ以上に驚いたのはやっぱりトマト!
炒めている途中で皮をむくアイデアにも目からウロコでしたが、口当たりがまろやかになって甘さと酸味がバランス感じられ、調味料がいらないくらいの美味しさなんです。
普段からよく使う卵とトマトがレシピ次第でここまで食感が変わるなんて、料理のテクニックの重要さを改めて感じたレシピでした♪
鮮やかな彩りも魅力♡朝昼晩に大活躍レシピ!
今回は、料理研究家・大原千鶴さんの卵レシピを作りました。
まろやかな甘みのある卵と、酸味のあるトマトは味のバランスがばっちり!
テーブルが華やかになる彩りと、手軽さや美味しさ......全てが魅力的なレシピなので、みなさんもぜひ作ってみてくださいね。