娘を的にして遊ぶママ友の息子と、注意しないママ友
同じマンションに住んでいるママ友とは、何度かエントランスで会うようになり、同じ歳の子どもがいることもあって仲良くなりました。ママ友と仲良くなって数カ月が過ぎたころ、ママ友と1歳の息子が私の家へ遊びに来ました。うちの1歳半の娘もうれしそうです。
しばらくリビングで4人で一緒に楽しく遊んでいたのですが、ママ友の息子が娘のぬいぐるみをソファやおもちゃに向かって投げ始めました。1歳の力なのでそんなに強く投げられているわけではなく、止めるほどではないかなと最初は見守っていた私ですが、ママ友の息子は次第にヒートアップ！ ついには娘の体に当たり、逃げる娘を追いかけるように投げ始めたのです！ さすがに止めようとすると、ママ友は何だか楽しそうに「あー、ほらほら！ 息子くんよ〜く狙って投げないと！ 的が逃げちゃうよ〜」と自分の息子を煽っています。ぬいぐるみは娘の体に軽く当たっただけですが、的扱いされるなんて……と私はあ然。ママ友に「人にぶつけるのは危なくてよくないし、やめるように注意してもらえる？」とお願いをしたのですが、ママ友は「大丈夫！ 頭は狙ってないからね！」とあっけらかんとしています。ママ友は止めてくれないので、私が娘を守るかたちで止めに入ることに。すると、ママ友の息子は飽きたのか投げることをやめてくれましたが、話の通じないママ友に私は疲れてしまいました。
せっかく仲良くなったママ友ですが、価値観の違いに私はグッタリ。もう一歩踏み込んで、「子どもたちが危険な行為をしたら、お互いにしっかり注意していこう」とママ友に伝えたほうがよかったと、反省した出来事です。
著者：松下 りさ／20代・主婦。音楽が大好きでおしゃべりがじょうずな1歳半の女の子を育てるママ。子どもが寝たあとにひとりでネットショッピングをするのが至福の時間。
作画：Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年6月）
