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「旦那さんの子を妊娠したの♡」と幼なじみ→私「夫はインドにいるけど?」真実を知った幼なじみの哀れな末路は…

昔から私のものを欲しがるクセのあった幼なじみ。結婚式で私の夫を「ぽっちゃり」と呼んで嘲笑ったことをきっかけに、距離を置いていました。しかし、たまたま電気屋でその幼なじみと再会してしまったのです……。

「ねぇねぇ、それ最新のゲームじゃない!」と近寄ってきた幼なじみ。面食らう私に、「私も前からずっと欲しかったんだよね~!」「どこにも売ってなかったからほんとに助かる~!」と幼なじみは勝手にゲーム機をもらう前提で話を続けていて……?

 

幼なじみのおねだり

「だって、2台も買ってるじゃない」「幼なじみの私の分まで買ってくれるなんて、相変わらずやさしいのね!」と言う幼なじみ。しかし、これは夫と私の分。あげられない、と断ると、「そんなにお金に余裕があるなら、幼なじみの私の分も買ってよ!」と言い出す始末。

 

昔から、この幼なじみは私のものを欲しがる悪い癖がありました。私が根負けして「あげようか?」と言うまで、しつこくねだり続けるのです。ひどいときには、わざわざ自分のものを壊してまで「壊れて困ってるから、それ私にちょうだい?幼なじみなんだからくれるよね?」と言ってきたことも……。

 

私はキッと幼なじみに向き直り、「お互いにもう大人なんだし、欲しいものくらい自分で買ってよね」と言って、ゲーム機を2台抱えて家へ帰りました。

 

幼なじみ、襲来

翌日――。

 

仕事から帰った私に、夫が「今日、君の幼なじみが家に来たよ」と話しかけてきました。

 

 

「えっ!?」と思わず素っ頓狂な声をあげてしまった私。「ゲーム機をもらう約束をしてたって言ってたけど、そんな約束してないよな?」と言う夫に、激しくうなずきました。

 

「そんなことだろうと思って、インターホン越しに適当に断っておいたよ」と夫。どうやら幼なじみは「夫婦仲良く1台でゲームすればいいじゃないですか」「あなたたちの夫婦仲のためにもらってあげるんです!」など、斜め上の理論を展開していたそう。

 

「あまりのヤバさに冷や汗が出たよ……」と言う夫に、「ごめんね」と謝りました。すると、「君は一切悪くない、悪いのは人のやさしさにつけこむ方だ」と私の肩をぽんと叩いてくれました。

 

「でも、時間おいてからもう一度インターホン越しに外を見たら玄関近くに隠れてたんだよな……」と夫。「おとなしく引き下がるとは思えないから、防犯カメラを設置しよう」と言って、すぐさまホームセンターへ出かけていきました。

 

勘違いした幼なじみの末路

3カ月後――。

 

「久しぶり~!元気だった?」と何事もなかったかのように電話をかけてきた幼なじみ。

 

幼なじみは「実はこないだ、あなたのおうちに遊びに行ったのよ」「そしたらあなたの旦那さんがお出迎えしてくれて、私びっくりしちゃった!」「結婚式で見たときはぽっちゃりしてたのに、ものすごくイケメンになってるんだもの!」とまくしたててきます。

 

夫は幼なじみから「ぽっちゃり」と呼ばれたことがショックだったらしく、結婚式後に20kgくらい痩せたのです。そのことを伝えると、「私のために、そんなにがんばってくれたなんて……感激っ!!」「やっぱり目と目が合った瞬間に、お互いに恋に落ちてたのよね……」と、幼なじみはわけのわからないことを言い出しました。

 

「それでね……今日はとっても大事な報告があるの!」と言う幼なじみに、私は嫌な予感を覚えました。

 

「私はあんたの旦那さんの子を妊娠したんだもんね!」

「彼と結婚するからさっさと離婚届にサインしてよ!」

「旦那はインドにいるけど」

「え?」

 

 

 

そう、夫は3カ月前に海外出張に行ったのです。それから一度も帰国していないので、幼なじみが夫の子どもを妊娠するはずがありません。嘘をついているのが明白でした。

 

もともとゲームが好きな私たち夫婦。離れていてもオンライン対戦ができるように、あの日ゲーム機を2台購入したのです。

 

「私、ちゃんとあんたの旦那さんに会ったもん!」「じゃあのイケメンは誰なの!?まさか、夫の海外出張中に浮気してるって言うの!?」と自分のことを棚に上げて、私のことを罵ってくる幼なじみ。

 

「あの子、女の子だよ。夫の妹さん」

 

夫と入れ違いでうちに来た、大学生の義妹。スラっとしていて、ボーイッシュな服装を好む端正な顔立ちの女の子で、どことなく顔つきは夫ににています。声も普通の女の子よりは若干低いので、幼なじみが勘違いしたのも無理はないでしょう。

 

 

 

その後――。

 

私は夫が取り付けてくれた防犯カメラの録画内容を幼なじみの両親へ見せました。ご両親の判断は早く、「このまま都会にいたらまた迷惑をかけるかもしれない」と言って、幼なじみを田舎の親戚のところへ預けることにしてくれたのです。

 

対応してくれた義妹には、怖い思いをさせてしまったので、これからは来客対応をしなくていい旨を伝えました。今は義妹と夫、私の3人で毎晩オンライン対戦を楽しんでいます。

 

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