あきこ親子と決別し、ほっと胸をなでおろすようじろうくんママ。
一方、あきこは……。
さようなら
前の保育園に通っていたころと同様に、友だちがいなくなってしまったあきこ親子。
ごはんを作る気力すら湧かないあきこは、あばるくんにカップ麺をすすめます。
「いい園だし、これでよかったのかもしれない。
だってあばるは、最凶だもの……。」
淡々とカップ麺をすするあきこの体には、いくつもの傷跡が見え隠れしていたのでした。
あばるくんの問題行動に一番悩まされているのは、いつもあばるくんのそばにいるあきこなのかもしれません。
それと同時に、あばるくんが暴力的になってしまう理由も見えてきています。
友だちはいなくなってしまったかもしれませんが、保育園へ通う中で先生などにかみつくのではなく、胸の内を話せるようになれればあきこの悩みや混沌とした状況は少しでも軽くなるのではないでしょうか。あばるくんとの関係性もいい方向へと向かうよう愛情表現できるといいですね。
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