反省せず泣いているだけのママ友
ナツミさんは「ごめんなさい。私がやりました」と、代引きの荷物を送りつけていたのは自分だと認めました。チヒロさんに仲の良いママ友がいたことに嫉妬していたからそのような行動をしていたといいますが、「夫には自分で伝える」と早速保身を考えている様子です。
そのためチヒロさんは、「ご主人に話すなら私の前で説明して」と言い、ナツミさんの夫に引き取りに来てもらいました。
夫である吉田係長の前でも、罪を認めたナツミさん。吉田係長は、これまで嘘をついていたことを責めましたが、ナツミさん自身はいかに自分がかわいそうかということばかりを語っていました。
夫妻は迷惑をかけた関係各位に謝罪に行ったようですが、そこでもナツミさんは泣いているばかりだったといいます。この様子を知り、チヒロさんは「これまでトラブルを起こしても周りの人がどうにかしてきたんだ」と、ナツミさんがわがまま放題する原因の一端を見たような気がしました。
そしてその一週間後──。
ようやく自ら罪を認め、夫にまで謝罪させたというのに、ナツミさんはどうやら自分が被害者であると思っている節があるようです。こういった責任逃れをする人たちを指す、「私は悪くない症候群」という言葉もあるのだとか。このようなトラブルに巻き込まれないようにするためは、毅然とした態度で自分の意見を伝えることが大切なのかもしれませんね。