えのきのカリッと食感にやみつき
それは、テレビ朝日系列『家事ヤロウ!!!』で料理研究家・和田明日香さんが披露した「えのきベビースター」。
と言っても、お菓子のベビースターではありません。えのきをベビースターのようにカリカリに揚げるんです。
おかずとしてはもちろん、おつまみにも優秀。おやつ感覚でも食べられる、やみつきの仕上がりになります。
さっそく作ってみましょう。
和田明日香さん「えのきベビースター」の作り方
材料(えのき1袋分)
・えのき…1袋
・しょうが(すりおろし)…少々
・ニンニク(すりおろし)…少々
・酒…大さじ1
・醤油…大さじ1
・片栗粉…大さじ5
・揚げ油…適量
片栗粉を多めに入れることでよりカリカリに仕上がるそうです。
揚げ油は我が家では大豆油を使っていますが、一般的なサラダ油でかまいません。
作り方①えのきを準備する
えのきは石突きを切り落として、食べやすい大きさにさいてください。個人的には、小さくさいたほうが食べやすくて好きです。
作り方②えのきに下味をつける
ボウルにすりおろしたしょうが、ニンニク、酒、醤油を入れて混ぜたら、①のえのきを加えよく絡めましょう。
作り方③片栗粉をまぶす
片栗粉(大さじ3)を少しずつ加えて混ぜたら2〜3分おき、さらに片栗粉(大さじ2)を加えて絡めます。
二度付けすることで衣がしっかりと付き、カリッと仕上がるそうです。
えのきの間まで、丁寧にまぶすのがおすすめ。食感が際立ちますよ。
作り方④えのきを揚げる
フライパンの底から1cmほどの深さまで油を入れて、火にかけましょう。170℃程度に温まったら③のえのきを加えてください。
菜箸でえのきの先がばらけるようにすると、いっそう食感が楽しめます。
片面ずつ揚げ焼きにしてカリカリになったら網にあげ、油を切って完成です!
【実食】唐揚げよりこっち!?サクッカリッ食感に大感動
見てください、このボリューム感!いつもお鍋のすみで目立たない、えのきと同一人物(?)とは思えません。
でも、これ2人でペロリといけちゃうんです。今回もうまく揚がったかな〜?と思いながらパクリ。
うぉおお!!サクッサクでカリッカリ!!
写真を撮るために、いつもより丁寧に粉をまぶしたのが良かったのかもしれません。
えのきの先っぽは軽い食感で、石突きに近い部分は鶏の唐揚げのような食べごたえ。しょうがやニンニクが良いアクセントになって、食欲をそそります。
もはや芸術作品の域。1つ1つ形が違うので、変わった形を探すのも面白いです。
味覚も食欲も高校生並みの夫(30代)も、これには満足。
「鶏肉じゃなくて、えのきでいいね」「まだえのきなかったっけ?追加で揚げようよ」と早口で語り出しました。
私も猛スピードで箸がすすみます。もう揚げ物だってことは気にしません!
まだ口のなかにあるのに、もっと食べたい欲求が泉のように湧き上がります。2人であっという間に食べきってしまいました。
ここからは、気に入っているアレンジを紹介させてください。
カレー粉をまぶしてスパイシーに!
そのままでも美味しいのですが、味に飽きたら試してほしいのがカレー粉。下味をつけるときに、カレー粉も一緒にまぶしてみましょう。
ハイッ!もうスパイシー!誰かビール持ってきてください!
えのきっぽさがカレー味の陰に隠れて、止まらない味。
醤油ではなく、塩で味付けして青のりをまぶすのも良さそうです。本当にスナック感覚でかる〜く食べられます。
あれ?スナック?そういえばこのレシピ名……「えのきベビースター」!和田明日香さんのネーミングセンスに感服です。
今夜はえのきが主役!
えのきは100円以下で手に入ることが多いので、家計にも嬉しいレシピですね。特別な材料も使わずに作れるのもお手軽。
献立に迷ったら、ぜひ作ってみてくださいね。きっとその美味しさに驚くはずです。