節約のため、夫に毎日お弁当を作っていたのですが……
急遽、夫の職場に行くことに
毎日、夫には愛情を込めたお弁当を作っています。「いつもありがとう! お弁当おいしかったよ」という夫の言葉が何よりの励みです。
ある日、夫が仕事で使う資料を家に忘れたことに気付き、連絡がつかないため、昼休みに会社へ届けに行くことにしました。
目の前で衝撃の光景が!
会社に着き、夫の姿を探すと、廊下の隅で同僚とこそこそ話しているのが目に入りました。声をかけようとしたその時、私は信じられない光景を目の当たりにしました。
夫が500円を受け取りながら、「俺はいつもの弁当があるから」と言って、私が作ったお弁当を同僚に渡しているのです。私のお弁当以外に、お弁当があるってどういうこと? 一体だれが作った弁当なの?
怒りが込み上げてきましたが、打ち合わせで偶然会社に来ていた弟に呼び止められました。
弟との作戦会議
弟は、夫が受付の女性と不倫していることを仕事の取引中に気付いており、私に協力すると言いました。私は夫への仕返しを決意し、弟と詳細な計画を練ることに。
数日後、私は夫と弟に同じお弁当を用意しました。計画通り、その日は弟が夫の会社に行く日。そこで弟に一芝居うってもらうのです。
不倫の証拠をつかんで
昼食時、弟が偶然を装って食堂にいる夫に声をかけました。夫は同僚と一緒にいます。
弟が「今日は姉が作ってくれたので、義兄さんと同じお弁当なんです!」と話しかけると、予想通り夫ではなく同僚が私のお弁当を食べていたそう。
弟が事の次第を問い詰めると、夫は私のお弁当を同僚に売り、不倫相手が作ったお弁当を食べていることを白状しました。「嫁には絶対に言うなよ」と言われたそうですが、弟はこの一部始終を録音しており、証拠として後日私に渡してくれました。
新たなスタート
その証拠を持って、私は夫と離婚を決意。夫と浮気相手に慰謝料を支払ってもらうことになりました。浮気は許せません。早く別れて正解だったと実感しています。弟の協力には、心から感謝しています。