マウントを取るママ友
当時、すでに相場よりもずいぶん高い価格で豪邸を建てていたママ友。私たちが検討しているエリアについて、「あそこの土地、めっちゃ安いよね!」と言ってきたのです。
建売住宅を考えていることを話すと、「えっ、注文住宅じゃないの!?」とあからさまにわざと驚いてみせるママ友。鈍い私でも、マウントを取られていることがわかりました。
購入した家にママ友を招待した結果…
その後、無事に建売住宅を購入した私たち家族。しかし、例のママ友は遊びに来るたびに「ちょっと天井が低くない?」「駅が遠いね」「車通りがあって危ないね」とチクチク言ってきました。夢のマイホームをけなされたくなくて、そのママ友を家に招待することはやめました。
ママ友家族の暮らす豪邸がうらやましいと思うこともありました。しかし、子どもたちが家族4人で楽しく過ごせる今の家を「大好き!」と言ってくれるので、これ以上の幸せはないと思えるように。
私にとっては、どんな家に住むかより、誰とどんな風に過ごすかが大切なのだと、家族と楽しく暮らせることのありがたみを感じながら実感しています。
著者:本庄裕子/30代女性/結婚8年目の専業主婦。4歳・6歳の姉妹を育てており、趣味はお菓子作り。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)