「ゴン」という音
急にゴンと聞こえたので音がしたほうを見ると、娘がテーブルに頭をぶつけて泣いていました。どうやら娘はハイハイしていた息子につまずき、転んでそのままテーブルに頭を打ちつけてしまったようでした。うつむきながらわんわん泣く娘に駆け寄って、「気を付けようね」と言って、おでこを見ると、私は一気に青くなりました。
「きゃー!!」
娘の額はぱっくりと割れ、そこからは大量の血が流れ出ていたのです。そばにいた私の母も驚愕。急いで救急車を呼ぼうとしたのですが、お互いに「えっと何番だっけ?」と言うほどパニックになっていました。
救急搬送された娘は…
幸いにも救急車がすぐに来てくれて、娘を近くの病院に搬送してくれました。おでこは数針縫わなければなりませんでしたが、その後傷はきれいに閉じて今ではすっかりけがをしたことがわからないぐらいに治っています。
まさか帰省中に娘がこんな大けがを負うことになるとは思ってもみませんでした。私も自分の実家で気が抜けてしまっていたようです。あらためて、幼い子どもから目を離してはいけないと肝に銘じました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:菅原夏子/20代女性/1歳男の子と3歳女の子の2人の子供を育てる専業主婦の母。趣味はパン作り。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)