目のやり場に困ります
子どもたちが無理なく、安全に、そして楽しく遊べるようにしようねと、事前に準備していた私たち。現地集合で着替えたのですが、みんな帽子にパーカー、ラッシュガード、パレオなどで日焼け対策をしていました。パパさんたちもビデオを撮る準備をしたり、飲み物を入れたクーラーボックスを運んだりと、せっせと動いていました。
そこへ、颯爽と現れたのがAくんのママ。布面積の少ないビキニで登場し、一同目が点になりました。さらに、ふくよかなボディは水着に締め付けられてあちこち体に食い込んでいる状態なのです。
そんな格好で、ほかのママやパパの手伝いもせず、パパたちの前を行ったり来たりするだけのAくんママ。見かねたママ友の1人がパレオを貸そうとしましたが、「いらなーい」と断るAくんママ。
うちの夫は「目のやり場に困る……」と言って、Aくんママを生温かい目で見守っていました。みんな呆れ果てていたのもあって、その日は早々に解散に……。
Aくんママを襲った悲劇
次の日――。
Aくんを幼稚園に送りに来たのはAくんパパでした。Aくんママは日焼け止めも塗っていなかったらしく、全身やけどのように赤くなっていたそうで、帰ってからすぐに発熱したとのこと。夕方に救急外来に駆け込んだそうです。
今回のAくんママの格好にはとても驚きましたし、あんなに露出していて日焼け止めを塗っていたことも衝撃でした。オシャレを楽しみたい気持ちは理解できますが、周囲の目のやり場に困るような格好は控えた方がいいと感じた出来事でした。私も普段と違うお出かけは特別な感じがして気持ちがたかぶることはありますが、冷静に、自分に合った格好を選ぼうと、改めて思いました。
著者:さくらはなこ/50代女性/年子男児のママです。転勤族&激務の夫と一緒にいろんな場所で暮らしました。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)